AirH"で定額モバイル44

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とりあえず貼りつけ

ドコモ、PHSで定額無線ネット参入――無線LANと共用可能
 
NTTドコモ(9437)は4月1日、
カード型PHS(簡易型携帯電話)を使ったつなぎ放題の無線インターネット接続サービスを開始する。
6月には高速の無線LAN(構内情報通信網)と共用できる端末も発売する。
この分野で最大手のDDIポケットも27日、データ通信に加え音声通話もできる端末を発表した。
ドコモの参入で無線の分野でも、有線のネット接続で普及した定額料金制が一気に広がりそうだ。
ドコモの新サービスは「@FreeD(アットフリード)」。
月額4880円でDDIポケットの同種サービス「エアーエッジ」より50円安くする。
通信速度は最大で総合デジタル通信網(ISDN)と同じ毎秒64キロビット。
DDIポケットが提供する毎秒128キロビットのサービスは設けない。
料金は月払いのほか1年分の使い放題料金として4万8000円を一括前払いする制度もつくる。
カード端末はパナソニックモバイルコミュニケーションズ(旧松下通信工業)やシャープが供給する。
6月にはPHSによる通信と最大毎秒11メガビットの高速無線LANを両方利用できるカード型端末を発売、
別途月額2000円を支払えばドコモの無線LANサービス「Mzone」も利用できるようにする。
カードを差したまま移動中はPHSでメールのやり取りしながら、
ホテルのロビーなど無線LANが可能なエリアに入ると自動的に切り替わる機能があり、
高速でホームページの閲覧などが可能になる。
Mzoneサービスは現在、首都圏のホテル、飲食チェーンなど約100カ所で利用できる。
一方、PHS最大手のDDIポケットは4月上旬からエアーエッジと同じように使えて
音声通話もできる新PHS「エアーエッジフォン」を発売する。
料金は月額4930円(通信速度毎秒32キロビット)で、音声通話ではこれに加え1分10―30円がかかる。
本体の液晶画面でメールやホームページを閲覧できるほか、
別売のケーブルでつなげばパソコンでネット接続も可能だ