ドコモPHSデータ通信用の新料金体系

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542いつでもどこでも名無しさん
ドコモが月4千円の通信へ

携帯電話最大手のNTTドコモは31日、パソコンやPDA(携帯情報端末)に
カード型通信端末などを差し込んで、屋外でつなぎ放題で利用できるPHS
(簡易型携帯電話)データ通信サービスに来春参入する方針を明らかにした。

定額制サービスで先行しているKDDI系のDDIポケットの標準サービスより
通信速度が速くて安価な月額4000円台にする計画だ。最大手のドコモが
本格参入することで、データ通信市場が一気に拡大する起爆剤になりそうだ。

屋外向けデータ通信サービスは、外出先でのインターネット利用や電子メー
ルのチェックに使われているほか、企業の営業担当者が商談で最新情報を
取り寄せるような利用も多い。重さ1キロを切るパソコンの登場やPDAの普及
に伴って利用が広がっており、現在、利用者は全国で300万人規模と見られ
ている。2005年度には3倍の950万人規模に市場が拡大すると見込まれている。

ドコモはこれまでも、携帯電話やPHSを使ったデータ通信サービスを提供し
てきたが、データ量や通話時間に応じて料金がかかる方式だったため、仕事
などで頻繁に使う利用者には、料金が高くなりがちだった。今回のつなぎ放題
のサービスは、通常の電話回線網を経由せず、PHS網から専用データ回線
に直結することで実現した。通信速度は、家庭から電話回線を使って接続する
ダイヤルアップ回線(毎秒56キロ・ビット)を上回る毎秒64キロ・ビットにする。

http://www.yomiuri.co.jp/top/20021031it04.htm