日本サッカー協会が、日本代表新監督の有力候補に挙げている元デンマーク代表MFミカエル・ラウドルップ氏(50)について、
指揮するカタール1部リーグ・レフウィヤとの契約問題が解決すれば、後任として一本化する方針であることが19日、分かった。
同氏とクラブの契約期間は6月末まで残っているが、日本協会は違約金を払っての“引き抜き”も模索。
またカタールでの公式戦終了後の6月から指揮が可能ともなれば交渉を本格化させる。
協会幹部の中に同氏の手腕を高く評価する声も多く、監督選定がいよいよ最終局面に突入した。
日本協会が、ラウドルップ氏の契約問題が解消され次第、後任監督の1番手にゴーサインを出す。
関係者によると、霜田正浩技術委員長(48)ら協会上層部の中に手腕を評価する声が多いという。
候補者の意向を調査するため8日に渡欧した霜田氏は現在、カタール・ドーハに滞在中。
同国リーグで指揮を執るラウドルップ氏側と接触したとみられる。
霜田氏は近日中に帰国し、臨時技術委員会を開き、好感触を得る候補者の中から最終候補を絞り込む予定。
問題がクリアできると判断されれば、ラウドルップ氏と本格的な交渉をスタートする。
協会は当初、3月末の親善試合から新監督を迎え入れたい意向を示していた。
だが、大仁邦弥会長(70)が「間に合わせでは選ばない」と話すように、理想の監督を選ぶために3月は代行を置き、
6月の2018年ロシアW杯アジア2次予選から新監督に指揮させることも示唆するなど態度を軟化させた。
同氏とレフウィヤとの契約は6月末までで、現状では日本代表監督就任への障害となっている。
招へいには違約金を払っての引き抜きが現実的だ。カタールでの公式戦は5月で終了するため、
協会とクラブ間の話し合い次第では6月から日本代表を指揮することができる。
だが、拘束力を持つクラブ側が難色を示すことも予想される。
ラウドルップ氏は「(カタールの)シーズンが終わったら、将来のことを考える。レフウィヤにいるかもしれないし、
別のところかもしれない」と話すなど就任に含みを持たせている。
交渉が長期化した末、同氏と契約できなかった場合は、次の候補者との交渉にも大きな影響を及ぼしかねない。
契約期間終了前に日本に呼ぶためにはクラブの許可と、2月中に同氏の内諾を得ることも必要。
協会の交渉力が問われる。
現在の日本代表には欧州でプレーする選手が多い。
ある協会幹部は「その選手たちをまとめるためにはカリスマ性も重要」と指摘する。
デンマーク代表として世界的に活躍し、指揮官としてもイングランド・プレミアリーグのスウォンジーで
13年のリーグ杯を制した経験もあるラウドルップ氏は適任とも言えるだろう。
障害がなくなれば、ラウドルップ氏の監督就任がいよいよ現実味を帯びてくる。
http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20150219-OHT1T50195.html 2015年2月20日6時0分 スポーツ報知
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