日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは13日、同FW岡崎慎司の所属するマインツと対戦し、
4-2で勝利した。開始1分に先制点を許すなど後手に回るかと思われたドルトムントだが、後半の
4得点で見事な逆転勝ち。2戦連続で先発出場した香川も得点に絡むことはなかったが、後半33分
まで出場して、チームの5か月ぶりの連勝に貢献した。
「久し振りに勢いが出た試合だったし、やってても勝てる雰囲気、強い時の雰囲気っていうん
ですかね、そういう雰囲気だった」。ブンデスリーガ公式サイト日本語版によると、香川は
安堵した様子で試合を振り返った。
ようやく見せ始めた復調気配。香川も「感覚としては以前とは明らかに違う」と手ごたえを
語る。「後半戦に入ってからはすごく状態が上がっていると思っている。自信を持ってプレー
できていますし、練習も集中してやれている。また、この前の試合に勝ったことがチームと
して自信をつけさせてくれていると思っています。この感覚だったり、勢いをもっと持続させて、
さらに伸ばしていきたいです」。
一時はまさかの最下位に低迷。だがこれでようやく暫定ながら降格圏も抜け出した。再来週
には欧州CLの決勝トーナメント1回戦のユベントス戦が待っている。「取りきれたことは、いまの
勢いを象徴しているのかな」とチームの自信回復を語った香川。「自分が試合に出たら、
チームが勝つことが一番大事。(個人的な)結果は必ずついてくる。。これを続けていけば、
必ず結果が出てくると思っているので、焦りはない」。あとは背番号7が輝きを取り戻すだけだ。
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