J新観戦スタイル提供へ スタジアムに無線LAN、選手データなど配信
スポニチアネックス??11月28日(金)8時51分配信
Jリーグがサッカー観戦の“IT革命”を計画していることが27日、分かった。
関係者によればスタジアムのエリア全体に専用の無線LANでインターネットに
無料アクセスできる新サービス導入に向けて動きだした。実現すれば、試合を観戦しながら
手元のスマートフォンやタブレット端末で同時に多種多様なサービスを受けることが可能となる。
今夏、Jリーグ幹部は3日間、西武ドームを視察した。同ドームでは昨年3月から
エリア限定の超高速無線通信サービスを導入。専用サイトに接続すれば試合中も
前打席までのデータを反映した投手と打者の対戦成績など、観戦がより楽しくなる
コンテンツを提供している。サッカー版が実現すれば、観戦スタイルも新時代に突入する。
観客動員が低迷するJリーグでも環境整備は重要なテーマ。村井チェアマンは既に
来季からJ1全試合で「デジタルトラッキングシステム」の導入を明言。
各選手の走行距離、ポゼッション率、パス成功率などの即時開示を目指すもので、
新たなサービス提供に力を注ぐ方針だ。超高速無線通信でのアクセス導入は
まず数会場でテストされ、徐々に輪を広げていく予定だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141128-00000082-spnannex-socc