J2第40節 横浜FC0―2岡山 (11月9日 ニッパ球)
J2横浜FCが今季で契約を満了し、来年2月に48歳となるFW三浦知良に対し、複数年での契約延長オファーを
準備していることが9日、分かった。北川社長は「長くやっていただきたいというスタンスは変わりません」と話した。
今後の交渉で契約年、条件面などを詰めていく方針だ。
今季のカズは2月に左脚付け根を痛めて出遅れた。ここまで2試合の出場にとどまっているが、チームと選手に
大きな影響力を与える唯一無二の存在として、非公式な場では10年という大型契約が話題に上がるほど評価されている。
世界ではベラルーシで56歳の選手がプレーした記録が残っているが“世界記録”も視野に入ってきた。
カズも今オフには12月と来年1月に11日間ずつ、2度のグアム自主トレを実施して来季の巻き返しを図る。
年明けの合宿は恒例だが、年内にも実施するのは異例。負傷の影響で年間の出場時間が激減した分、
2度の合宿で体をいじめ抜き、ケガの再発にも備える。
チームはこの日の岡山戦に敗れJ1昇格プレーオフ進出が消え、事実上の終戦となった。
「残念であり、悔しい」。カズはその無念も糧にオフを返上し、南国でプロ30年目となる来季に備える。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/11/10/kiji/K20141110009256210.html