【サッカー】宇佐美貴史はなぜ、ドリブルで抜き去ることができるのか  フィジカル的側面から解析©2ch.net

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宇佐美貴史選手の強みはなんといってもドリブルですが、その特徴は『相手の間合いに入る前にスピードで抜き去る』、
『相手の間合いに入っても、抜くことができる』と言えるでしょう。

こうしたドリブルができるのは、日本では数少ない才能を持った選手だけではないかと思います。

普段の練習風景などを見ても、ドリブルをしながら右足と左足でボールを細かく触っていますが、左右の足でタッチの差がありますね。
特に右足のアウトフロントの使い方が巧みで、相手の間合いに入ってからの右足の逆エラシコ、これが非常に効いています。

右足でフェイントを入れる際に軸足となるのは左足ですが、宇佐美選手は軸足の股関節の内旋(内側に捻る動き)が非常に上手いです。
これが外旋(外側に捻る動き)になってしまうと、体幹がぶれて相手に動きを読まれてしまいます。

股関節回旋の使い方が上手いために、重心が大きくぶれることなくフェイントを仕掛けられるのです。

それから、下部体幹(お腹のあたり)の使い方が滑らかですね。身体を横にずらすとき、背骨に側屈の動き(横に曲がる)が入るのですが、
同時に回旋の要素も加わります。胸椎の5番目から8番目あたりの回旋要素が大きいのですが、ここの動きがスムーズにできないと、
その“代償”として他の部分の背骨が必要以上に動きを要求され、結果として余計なエネルギーを使ってしまいます。

腰痛などの原因にもなりかねません。宇佐美選手の背骨はいわば、魚のように柔らかく動いているわけです。

スピードも半端ではありません。例えばリオネル・メッシ選手は、相手の間合いに入ってから小刻みにステップを踏んでドリブルをしたり、
相手のタイミングをずらしたりするのが非常にうまいです。宇佐美選手は、シンプルにスピードで抜いてしまえます。

このスピードを実現しているのが、下部体幹と股関節の柔軟性です。誰にでも共通していることですが、
下部体幹と股関節が柔らかく使えないとスピードに乗れません。地面からの床反力(ゆかはんりょく=反発力)は、普通だと股関節の少し後ろ側を通ります。

宇佐美選手は、床反力を一瞬ではるかに後ろに通すように使えています。

そして、アウトフロントをうまく使えることも大きいですね。
インサイドで一度ボールを止めるよりも、重心がぶれにくいため、加速態勢に入るのが断然速いわけです。

あとは、相手の動きを予測するのが非常にうまいですね。相手が止まるのを待ってからドリブルを仕掛ける選手も多いですが、
宇佐美選手は相手が止まる前にドリブルを仕掛け、逆エラシコなども駆使します。それでいて、一気に加速できる能力を持っている。

相手を抜けるドリブラーの特長を兼ね備えていると言えるでしょう。

以前に所属したホッフェンハイムでは、練習試合のダルムシュタット戦で4人抜きのドリブルシュートを披露しました。
このプレーは凄かったですね。3人目をかわす際に体勢を崩しつつも右足でのエラシコを使い、すぐに立て直して最後はゴールまで決めたのです。

パスを受ける時は、右足でボールタッチすることが多いように見受けられます。アウトフロントでボールを微調整しながらキープする精度が高いですが、
これは股関節の柔軟性だけでなく、足首を非常に柔らかくコントロールできている証でしょう。

逆エラシコなどでも股関節の内旋から外旋の可動性のほか、足関節外反(外側に反ること)の可動性も要求されるのですから。
本当に身体の使い方の質が高い選手だと思います。

http://www.soccerdigestweb.com/topics_detail2_2/id=6103

>>2へつづく
2Egg ★@転載は禁止 ©2ch.net:2014/11/07(金) 20:07:25.68 ID:???0
もう一点、目についたポイントは、シュートを放ったあとにバランスを崩すシーンが多いことです。これは体勢を維持できないほど、体幹を捻っているためでしょう。
シュートの威力が強いのは、そのためです。例えばボクシングでも、まっすぐにパンチするよりも、捻りを加えるとパンチ力が高まります。

捻ることでより多くの筋群が参加するためです。サッカーでも同じで、足だけでなく体幹回旋の要素が入れば入るほど強力なボールが飛ぶのです。
もっとも、バランスを崩すこと自体は課題となりますが。

よくサッカー選手のプレーを評して、「膝下の振りが速い」ということが言われます。これは膝下だけの動きが速いということではなく、
「股関節や体幹をうまく協調させて使った結果、振りが速くなっている」ということです。

宇佐美選手のプレーを見ていると大腰筋をうまく使い、さらに体幹を強力に回旋させていることが分かります。こうした部分も、彼の大きな特徴ですね。

優れたドリブラーの特徴として、もうひとつ挙げられるのは、身体が前傾姿勢にならないことですね。前傾姿勢になると、膝重心になってしまいます。
膝が屈曲し、いわゆる“居着く”状態となります。大腿四頭筋が張ってしまう状態ですね。股関節・下部体幹が柔らかく使えないため、
次の動作に遅れが生じてしまいます。ドリブルで抜き去るシーンでも、よく見ると抜く瞬間は身体を過剰に倒しておらず、突破したあとに前傾姿勢になることが多いですね。

宇佐美選手は、シザース(またぎ)を交えてのドリブルも優れていると思います。しかしネイマール選手などのシザースと比較すると、
まだまだ前傾姿勢になることも多く、股関節の使い方にも課題はあるかと思います。

 宇佐美選手はまだまだ若く、大きな伸びしろを残していると言えるでしょう。
今後、課題を克服していけば、日本代表の中心選手になれる逸材であることは間違いないはずです。
3名無しさん@恐縮です@転載は禁止:2014/11/07(金) 20:08:35.72 ID:aeKfVHR+0
マラドーナの5人抜きという最高の教科書がすでにあるだろ
4名無しさん@恐縮です@転載は禁止:2014/11/07(金) 20:11:52.26 ID:HBftxX2I0
※ 但しJリーグのみ
5名無しさん@恐縮です@転載は禁止:2014/11/07(金) 20:12:16.93 ID:RNIJ6WLH0
宇佐美じゃ抜けない。
内田ならなんとかやれる。
6名無しさん@恐縮です@転載は禁止:2014/11/07(金) 20:13:04.28 ID:2DQrnOtfO
宇佐美のドリブルはJレベルなのか世界レベルなのか
教えてエロイ人
7名無しさん@恐縮です@転載は禁止:2014/11/07(金) 20:14:14.77 ID:1W56vqmD0
ただし守備は二の次
8名無しさん@恐縮です@転載は禁止:2014/11/07(金) 20:16:09.66 ID:HBftxX2I0
ドイツでは最初の頃だけで対策されてから全然通用しなくなった
ドリブルとったら何も残らないおかげで他のプレーができない宇佐美は
干された
9名無しさん@恐縮です@転載は禁止:2014/11/07(金) 20:16:09.67 ID:ofrlambP0
骨盤パニック
10名無しさん@恐縮です@転載は禁止:2014/11/07(金) 20:17:51.62 ID:b72r256q0
>>8
空中戦とオフザボール以外の攻撃的なプレイは日本トップレベルでなんでもできるよ

できない部分が酷いだけ