東スポWeb 11月5日(水)16時42分配信
FA権を保有していた日本ハムの守護神・武田久投手(36)が5日、千葉・鎌ヶ谷の
二軍施設で球団と交渉を行い、権利を行使せず残留することが決まった。契約更改も済ませ、
年俸2億4000万円から減額制限(年俸1億円以上は40%)を大きく超える
1億6000万円ダウンの8000万円プラス出来高でサインした。
今季はチーム最高年俸ながら、出場わずか9試合で0勝1敗1セーブ、
防御率8・22に終わっただけに「何もしていないので言えることはない。来年しっかり
抑えをやることしか考えていない。そこを目指さないとモチベーションを保てないし
中途半端になるだけ」と、サバサバと来季への巻き返しを誓った。
すでに10月中の下交渉で、球団史上最大幅のダウン提示に合意しており
「もともとのベースが高かったからいろいろな評価があると思うけど、
僕は(金額に)重みを感じる。簡単に稼げる額ではないし、いい契約を
してもらったと思う」と淡々と話した。
7月8日の楽天戦(コボスタ宮城)を最後に一軍登板のなかった守護神は、
「(引退の選択肢は)ずっとありましたけど、やる自信があるから辞めない。
自分の中でまだやれる自信はある」。プロ12年で通算167セーブを
積み重ねてきたプライドを垣間見せ、悲壮な覚悟で来季にかける思いを語った。
(金額はいずれも推定)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141105-00000035-tospoweb-base 残留することが決まった武田久
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