Jリーグは10月31日、ヤマザキナビスコカップの『ニューヒーロー賞』にガンバ大阪所属のFW宇佐美貴史を選出したと発表した。
同賞は、各試合において活躍が顕著であった23歳以下(大会開幕時)の選手を対象に、予選リーグから準決勝までの各試合会場において実施する報道関係者の投票をもとに決定される。
宇佐美は、ここまで6試合に出場し5得点を記録。G大阪の決勝進出に大きく貢献した。
受賞の知らせを聞いた宇佐美は、「僕がもらっていいのかな」と率直な感想を述べると、
「キャリアから見ても、フレッシュさを感じる人は少ないと思う。でも、まだまだ22歳で若手なんだと再確認できた。これからも自信を持ってチャレンジしていきたい」と意気込みを見せた。
宇佐美には賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキナビスコ製品1年分が贈呈された。「チップスターも好きですし、リッツもオレオも好きなんで…食べ過ぎて太らないように、サッカーに支障がない程度にはしないと」と話し、
会場を沸かせた宇佐美は、「家族やいつもお世話になっている人たちに配りたいです。奥さんもお菓子は結構好きなので、すごく喜ぶと思います」と仲の良さを見せた。
決勝は11月8日に埼玉スタジアム2002で開催され、7年ぶりの優勝を狙うG大阪は、サンフレッチェ広島と対戦する。
宇佐美は、「真っ赤に染まらない埼玉スタジアムは想像できないですけれど、ガンバと広島のサポーターがいっぱい来てくれると思うので、また違った雰囲気でやれるのは楽しみです」とコメント。
3冠の可能性が残るG大阪だが、「全部を狙いにいこう、という気負いはなく、選手全員が目の前の1試合1試合を勝ち進めていくことだけに集中しています」と語り、
「チームの目標を達成するために、僕自身も活躍していかないといけないですし、その結果が代表にも繋がっていくと思っています」と日本代表入りも視野に入れている。
最後は、ここまで応援してくれたサポーターに感謝の言葉を述べ、「ここまで来たら優勝しかないと思っているので、熱い気持ちで戦っていきたい」と勝利を誓った。
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