(一部抜粋)
タイリーグの日本人選手の実情
――一方で、今シーズン本格化した日本人選手のタイリーグ移籍の流れは今後も続くと思いますか?
どうでしょうね。日本にいると、これだけの数の日本人が来ているということは
日本人がすごく評価されているように感じますけれど、実際にはみんなが活躍しているわけではありません。
ほとんど試合に出られていない選手や、契約打ち切りになる選手も少なくない。
それはちゃんと伝える義務があるんじゃないかとは思います。
――今季は平野甲斐選手がブリーラムでの活躍が認められてセレッソ大阪への移籍を果たしました。
今後、タイは若手のステップアップの場としても可能性があるでしょうか?
大事なことはどこにいるかではなくて、そこで何ができるかだと思うので、
何をもってステップアップというのかもちゃんと考えなければいけない。
たとえば本田(圭佑)もミランで半年苦しみましたが、
日本人は、どこのリーグ、どこのチームにいるのかということばかり気にするところがありますよね。
J1にいればすごいとか、タイだとステップダウンだとか、そういう単純なものではなくて、
どこで勝負して何を得たいかということだと思うんです。これからタイを中心として
東南アジアのサッカー市場はどんどん広がっていくし、日本人選手の選択肢も広がると思いますが、
そこはちゃんと考えなければいけないと思いますね。
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