J2熊本の元日本代表MF藤本主税(ちから=36)が今季限りで現役を引退することが7日、
分かった。藤本が自身のブログで発表した。
「報告」とエントリーした藤本は、「今シーズン限りで、現役を引退します。まず伝えたいことは
『感謝』の想いです。各クラブで支えてくれたスポンサー、ファン・サポーターの皆さん、
クラブ関係者の皆さん、共に戦ってくれた選手・スタッフ、知人、友人、そして愛する家族、
自分に関わる全ての人に、心の底から何百回、何千回、何万回も伝えたい!本当に
ありがとうございました」と報告した。
後日、記者会見を開く予定だが、「感謝の想いを先にどうしても伝えたかった」との思いから
ブログでひと足早い発表となった。
藤本は徳島市立高から1996年に福岡入り。その後、広島、名古屋、神戸、大宮でプレーし、
12年から熊本に在籍していた。通算成績は7日時点でJ1が385試合44得点、J2が50試合3得点、
今季成績は5試合0得点。
山口県出身だが、高校時代まで徳島で過ごしたため、ゴール時に見せる「阿波踊り」
パフォーマンスが“代名詞”。元日本代表MF中田英寿氏に顔が似ていると話題に
なったこともあった。2001年には日本代表にも選ばれ、国際Aマッチ2試合に出場(0得点)している。
今月31日に37歳の誕生日を迎える藤本。「あと1ヶ月半、サッカー人としての第1章を、
凛とした振る舞いで過ごせるように、最後まで突っ走りたいと思います」と“完全燃焼”を誓った。
また、所属するJ2熊本も藤本の引退を発表。11月9日に行われるホーム最終戦(対愛媛)の
試合後に引退セレモニーを行うとしている。
スポニチアネックス 10月7日(火)14時44分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141007-00000090-spnannex-socc