3年前に芸能界を引退した島田紳助(58)に対し、板東英二(74)が「必ず復帰させる!」と高々と宣言した。
板東によると、紳助は「板東さんの死に水はオレが必ず取る」と約束しているといい、板東の“最期”にはあるテレビ番組を企画しているとも。
板東は9月30日、「約束は必ず守ってもらう!」と鼻息荒く言明。表舞台から消えて久しい紳助の復帰が現実味を帯びてきた。
板東は2012年末、個人事務所の申告漏れを指摘され、芸能活動を1年間休業。
昨年暮れに復帰し、年明けに吉本興業に所属した。2月には「第23回東京スポーツ映画大賞」と併設の「第14回ビートたけしのエンターテインメント賞」で話題賞を受賞した。
9月30日には、復帰後初の曜日レギュラー番組となるTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金、午後9時)に生出演。
この番組はMCがフジテレビを退社した長谷川豊アナウンサー(39)、コメンテーターには“洗脳騒動”を起こした中島知子(43)という「休養→復帰」の経験がある“ワケあり”の出演者が多い。
久々のレギュラー番組とあって、板東は放送終了後も“絶口調”。今後やりたいことを聞かれると「ホントにやれるなら、僕みたいにいろんなことがあった人を集めて特番をやりたい」
と“野望”を語った。出演させたい人として名を挙げたのは矢口真里(31)、清原和博氏(47)、江角マキコ(47)ら。
「記者のみなさんも付き合った人は過去に1人だけですか? 違うでしょ。矢口ちゃんは復帰させてあげてくださいよ。清原もホンマは礼儀正しい。
出てきたらホントの話をすると思うな。日焼けもタトゥーも彼の趣味やしね。江角さんはよう知らんけど、長嶋一茂の家と和解すれば済む話」
そこで本紙が表舞台から姿を消して3年が経過した「紳助さんは?」と聞くと、板東は目を輝かせ「アイツはオレとの約束を果たしてない」とまくし立てた。
紳助は「板東さんの“最期”はオレが番組をやる」と約束したという。その番組は「板東英二、今夜も徘徊」というタイトル。
内容はすっかりボケてしまった板東が徘徊するところを紳助が密着して撮影するというもの。
「東京で深夜0時から紳助が僕を追い回すんです。『板東さん、そんなとこで小便するな!』『そんなもの拾うな!』
って言いながら朝6時までね。それが終わったら大阪、名古屋で計3回やる」
東名阪と3か所で、深夜の2人だけの生中継。「約束したからね。紳助にはもちろん、果たしてもらいますよ。紳助も家で寝てたり釣りしてる場合やない」
と芸能界復帰を勧めた。さらに板東が死ぬ時も紳助が「死に水を取る」という約束もあるという。
「最後は火葬場でね、棺桶に鳴門金時を紳助に入れてもらう」。鳴門金時とは板東の故郷・徳島県名産のサツマイモだ。
一方、紳助本人は芸能界復帰の意思は現在ないといわれている。だが、吉本興業の大崎洋社長は今でも紳助の復帰を熱望している。
「地上波は難しいかもしれないが、板東や長谷川、中島など“ワケあり”の出演者を揃える『TOKYO MX』は“何でもアリ”を標ぼうしているテレビ局。
もし紳助が『出る』と言うなら拒むことはないでしょう」(番組関係者)
ないといわれている紳助復帰だが“盟友”板東との約束なら話は別だ。
10月2日(木)8時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141002-00000003-tospoweb-ent