【話題】24時間テレビが感動できない理由 出演者はボランティアとうたいながら巨額のギャラ

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 同番組の出演料について、日テレ側は2000年に放送倫理・番組向上機構で「基本的にボランティアで
お願いしております。しかし、拘束時間の長い方など、場合によっては謝礼という形でいくらかのお支払いを
しております」と回答。だが、チョイ役でもギャラ単価が数万円となれば、メイン出演者も含めて相当な大金が
「謝礼」として消えていると考えられる。

「チャリティーをうたいながらギャラを出しているイビツな構図の原因は、日テレの巨額の広告収入。一部
報道によれば、昨年の番組総制作費は4億2000万円ですが、CM収入は22億2750万円。企業にとってイメージ
アップになるため、CM単価は深夜帯でも通常の1.5倍とされ、局側にとっては非常においしい番組になって
います。これだけの利益を上げていながらノーギャラにしてしまったら、当然ながら出演者や事務所から
不満が出てしまう。かといって、子どもがなけなしのお小遣いを募金しているのに、出演者が多額のギャラを
もらっていると公にするわけにもいかず、みえみえのウソをつかなくてはならなくなった」(前同)

 局側が利益を捨てなければ、出演者にノーギャラを強制するわけにもいかない。昔、ビートたけし(67)が
「芸能人どもがめちゃくちゃ高いギャラ稼ぐくせに、これ以上貧乏人から金巻きあげんな」とラジオ番組で
吼えたことがあったが、その構図は現在も変わらないようだ。