マツダオールスターゲーム第2戦(19日、全セ6−12全パ、甲子園)球宴2試合で全パの指揮をとったロッテ・伊東勤監督(51)が19日、
選手起用をめぐって火の車だった舞台裏を告白。
「これは提言。こういう状況は起こりうるわけで、出場選手(現行の28選手)を増やすべきです」と熱く語った。
腰痛の手術で欠場となった星野監督(楽天)に代わり、急きょ、指揮を執ることになった。
特に第2戦は先発・大谷(日本ハム)が所属球団からの要請で1回限定の“縛り”が…。
「何とか2回投げてほしい…と(日本ハム側に)頼み込んだけど、答えはNO。結果、楽天がかぶってくれました」と明かした。
楽天は則本が2回(本来は1回)、前日18日に2回を投げ、登板予定のなかった福山がこの夜も2回を投げた。
それでも、万が一のために野手の今宮(ソフトバンク)を「最終投手」として用意。前夜のうちに全セ・原監督(巨人)に伺いを立て、快諾してもらったという。
「故障者や直前の公式戦で投げたなどの事情は仕方がない。ただ、中途半端にしか出られない選手を、分かっていて選ぶのはファンに失礼。
こんなの球宴じゃない。今回だって、選ばれてもおかしくない、ピンピンしている選手が他にもたくさんいるでしょう」
こうした現場の声(ある意味…悲鳴)を日本野球機構(NPB)はどう聞く!?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140720-00000014-sanspo-base