夏は大好きですし、毎年夏といえばフェスとか野外ライブにたくさん出演するのですが、屋内の会場とき以上に、お客さんと一体になって盛り上がれる雰囲気が
あるので、屋外はいつもすごく楽しいです。今回は、買い物や食事などで六本木ヒルズに来ていて、たまたま通りがかった人にも聴いていただけると思うので、
よりたくさんの人に歌を届けられるのが楽しみですね。
私は、基本的にどこでも歌いたい人なんです。本当にどこでも、別にステージがなくたっていいんですよ(笑い)。歌えるだけで十分っていうか、自分の歌を
求めてくれる人がいるところなら、どこへでも行きます! それが六本木という大都会の真ん中で、しかも屋外で歌えるなんて、今からワクワクします!
−−六本木の夜景と照明が一つになって、単なる野外の会場とはまた違った雰囲気になりそうですね。
その日のその時間にしか見られない、奇跡のようなことが起こったらいいですよね。たとえば曲を歌っていて、サビに入ったところで、急に周りの景色が
変わっていくように、空の色がブルーからオレンジに変わるとか。そういうことが、本当に起きるのが野外です。人の手だけではなく、自然と一緒に一つの
ステージを作り上げていくようなイメージで、楽しめたらと思います。
−−当日は、もちろん「Let It Go〜ありのままで〜」も歌ってくれると思いますが、「アナと雪の女王」の社会現象について、日本版主題歌を歌ったMay J.さん
としては、どんなふうに感じていますか。
映画自体は、昨年見させていただいたときから、本当に素晴らしいメッセージが詰まった作品だと思っていましたが、ここまでになって、本当に驚きました。
「Let It Go〜ありのままで〜」は、つねに自分に正直でありたいという気持ちを歌っているのですが、それは誰もが感じる普遍的な気持ちだと思うんです。
そういう、みんなに響くメッセージが、あの曲には詰まっているんだなと感じました。これは私の歌ではなく、みんなの歌だと思っています。私が歌わせて
いただいていますけど、みんなの気持ちが重ねられている。そういう意味では、これからも大切に歌い続けていきたいと思っていますね。
※本文より抜粋しました
http://news.mynavi.jp/news/2014/07/12/058/