サンケイスポーツ 7月13日(日)17時24分配信
(パ・リーグ、楽天7−4ロッテ、12回戦、楽天7勝5敗、13日、コボスタ宮城)
ロッテ・涌井秀章投手(28)が4回6失点KOで今季8敗目(3勝)を喫し、試合後、
伊東勤監督(51)は同投手に「無期限2軍」を通告した。
「やられてしまいました。涌井はしばらく“放牧”に出します。無期限ですね。
何も変わっていない。『1』からというよりは『0』からやり直してもらう。毎回、毎回、
今度こそは…と期待してきましたが、さすがに限界です」
その表情には怒りというよりも、失望感が充満していた。この日も立ち上がりの一回に
5安打を浴びて4失点。二回も2四球に味方のエラーがからみ2失点と二回までに
6点も取られた。これでは攻撃陣も波に乗れず、お約束ともいえる追い上げも及ばずの展開だ。
「練習内容から方法まで、すべて変えてもらう。何か違うものを見つけてもらうまでは、
(1軍再昇格の)期限は設けません」
借金が2ケタの『10』に達した焦燥感も指揮官からはあふれていた。
涌井は「リズムを変えたけど、どうにもなりませんでした」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140713-00000523-sanspo-base