2014/07/09 (ソース)日本経済新聞 電子版(
http://www.nikkei.com/)
サッカー・ワールドカップ(W杯)で8日(日本時間9日)、準決勝で惨敗した開催国ブラジル。
ベロオリゾンテの競技場に試合終了の笛が響くと、観戦したブラジル人は涙を流して顔を覆ったり、ぼうぜんとしたり。
日本で声援を送ったブラジル人もがっくりと肩を落とした。
ドイツで働く会社員のサウロ・サンタナさん(28)はこの日の試合のためにはるばる帰国した。
「ブラジルは負けることが許されないチーム。今後50年は屈辱として歴史に残る」と悔しがった。
銀行員のエリック・マリンゴさん(35)は「景気が良くないからこそ、優勝で国を元気づけてほしかった。
競技場の建設に多くのお金を使ったのに何にもならなかった」とぼうぜんとした表情で話した。(ベロオリゾンテ=宮本英威)
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