磐田 MF山田の慰留断念…幹部が会談も独移籍の意思固く
スポニチアネックス 7月9日(水)5時57分配信
J2磐田の加藤久GMは8日、ドイツ2部カールスルーエから先月17日に正式オファーが届いている
MF山田大記(25)の慰留を“断念”したことを明らかにした。
加藤GMは移籍問題について、現在はカールスルーエ側と「移籍の内容に関してやりとりをしている段階」。
7日付のドイツ地元紙「ゾンターク」では3年契約で合意という報道もあったが、
ここ2日間は相手クラブ側からメールの返信も届いておらず、「公式には何も決まっていない」という。
だが、山田の渡独の意志は固く、「本人の気持ちは海外にある。状況をそのままにしておくことは、
チームの結束力を高めるためにもいい影響を与えない」との理由から、8日午前中に幹部と山田が会談。
クラブ側は移籍への行動に制限を与えないことにした。
加藤GMは「慰留しようがない」と状況を説明した。
最短でのJ1復帰を目指すクラブにとって想定外ともいえる、背番号10を背負う主将のシーズン半ばでの移籍騒動。
シャムスカ監督は「“みんなが君の夢を実現するために助けたんだよ。
ドイツへはジュビロを代表して行ってください”と伝えた」と話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140709-00000003-spnannex-socc