(朝鮮日報日本語版) サッカー:閑古鳥鳴くKリーグ、韓国代表の不振響く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140707-00000599-chosun-kr 7月7日(月)8時11分配信
サッカーのワールドカップ(W杯)はこれまで、韓国プロサッカー「Kリーグ」の興行起爆剤だった。
Kリーグは1998年のW杯フランス大会から4大会連続でW杯を機に平均観客数を増やしてきた。98年の平均観客数
は前期の7472人からフランス大会終了後は1万5289人と2倍以上に跳ね上がった。
しかし、今年は「W杯効果」がない。5日に再開して現在まで二日間行われたKリーグ・クラシック(1部リーグ)6試合の
平均観客数は7247人(6試合の合計4万3482人)だった。これは前期平均の約7928人(72試合の合計57万826人)に
比べ約10%少ない。全南ドラゴンズ対FCソウル戦が行われた光陽専用球技場(9012人)と水原サムスン対 慶南FC戦
が行われた水原W杯スタジアム(2万267人)を除いた4スタジアムの観客は1カ所当たり5000人にも達しなかった。
W杯ブラジル大会に出場したKリーガー6人のうち2人は韓国のファンに帰国のあいさつをした。ベルギーとのグループ
リーグ最終戦で正GKを務めた金承奎(キム・スンギュ)=蔚山現代=は6日、城南FC戦にフル出場した。李鎔(イ・ヨン)
=同=は後半16分に交代で出場した。金信旭(キム・シヌク)=同=、李根鎬(イ・グノ)=尚州尚武=、鄭成竜
(チョン・ソンリョン)=水原サムスン=、李範永(イ・ボムヨン)=釜山アイパーク=は欠場した。
蔚山現代のチョ・ミングク監督は「1試合くらいは休ませてやりたかったが、本人の希望が非常に強かった」と語った。
帰国から1週間で実戦に臨んだ金承奎は韓国代表GKらしく好セーブを見せた。その活躍に城南FCのファンまでもが
「金承奎」と連呼した。試合は1−1の引き分けに終わった。
金承奎は「W杯でメキシコのギジェルモ・オチョアやコスタリカのケイロル・ナバスなど世界トップクラスのGKを見て
いろいろ勉強になった。これからはもっといいところをお見せしたい」と語った。