「マツダオールスターゲーム2014」選手間投票の結果が30日に発表されたが、
選出ゼロの中日では、エクトル・ルナ内野手(34)と大島洋平外野手(28)の落選に
「なぜなんだ!」と大ブーイングが起きている。
30日現在、ルナは打率3割4分2厘、11本塁打、51打点の成績で、
打率と出塁率4割2分はリーグトップを誇る。
大島も打率3割4分でリーグ2位につけ、102安打、54得点はリーグトップだ。
いずれも堂々たる数字を残しているのに、ルナは三塁手部門の選手間投票で
巨人・村田に次ぐ2位に終わり、大島にいたっては外野手部門で6位。
これに中日サイドは憤慨しきりだ。
「野球界の常識からすれば、あまりにおかしい。バランスが崩れてしまっている!」
と、あるコーチは怒り心頭。
チーム関係者も「去年のルナは実力通りに選手間投票で、ちゃんと1位に
選出された(けがで出場辞退)のに、今年はどうなってるの。
(打率2割7分8厘、9本塁打、34打点の)村田よりルナの方が成績は
すべて上なのに、選ばれないのは説明がつかない」と声を荒らげるばかりだ。
ルナは「村田選手もいい選手だし、落ち込むことはない。これからも自分の仕事をするだけ。
もっと成績を上げて、シーズンが終わってドミニカに帰ってから改めて自分の成績を見て、
そこで満足すればいいこと。もし監督推薦で選ばれるなら喜んで出るし、
選ばれなくても4日間ゆっくり日本を楽しむだけ」と言い、大島も「特別、気にしてないです。
いいんじゃないですか」。両者とも大人の対応を見せたが、周囲は黙っていられない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140701-00000030-tospoweb-base