広告オファー急増 本田圭佑選手が企業にモテる理由
念願のビッグクラブ「ACミラン」の10番を背負い、夢を叶えた本田圭佑選手。
広告業界でもその躍進が止まらない。
目標を追い続け、結果を出すまで挑戦し続ける真っ直ぐな生き方に惹きつけられ、
2013年度に本田選手を広告塔として起用した企業は9社(CM総合研究所調べ)。
前年度の2社から飛躍的に数字を伸ばした。
本田選手に企業からのオファーが集まるのにはどんな理由があるのだろうか。
CMに関する調査を行うCM総合研究所の主席研究員・関根心太郎氏はこう分析する。
「本田選手を起用したCMはどれも、メッセージ性が強い作品が目立ちます。
言葉の力強さや男性的な言動は、グローバルで活躍する人間のイメージそのもの。
まっすぐな語り口を尊重し、演技をしているというよりも、本人の人間性そのものを活かした作品で、
企業の思いを代弁してもらおうという期待が見られます」(関根氏)。
本田選手が出演したCM作品には、「Strong.」(NTTドコモ)、
「俺は持ってる」(アサヒフードアンドヘルスケア『ミンティア』)、
「僕らにはできる。」(日本コカ・コーラ『アクエリアス』)、「本田、本気。」(任天堂/カプコン)など、
強さをアピールするキャッチコピーが多数見られた。
男性用シェーバーなどを扱う「ブラウン」も、2014年5月より新ブランドアンバサダーとして本田選手を起用。
「本田選手は、自分の目指す目標に対して、諦めることなく道を切り開いていく人。
その姿勢がブラウンのグローバルキャンペーン『Hold On To Your Dreams』の理念と合致しました」(ブラウン広報)。
夢を追う男性たちを、より良い製品を提供することでサポートしたいという企業の“夢”を伝えるアンバサダーとして、
本田選手の力強いアピール力に期待を寄せる。
http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2037599.html?iref=comtop_list_andw_f01