【芸能】ダウンタウン松本人志、独自路線のテレビ東京を持ち上げる風潮に疑問呈す

お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、18日に放送されたトーク番組「ワイドナショー」（フジテレビ系）
で、独自路線を貫くテレビ東京を持ち上げる風潮に言及した。

番組では、今月12日にサッカーW杯ブラジル大会の日本代表メンバーが発表された際、
テレビ東京だけが独自路線を貫いたことを紹介。
当時、NHKや民放各局は日本代表のザッケローニ監督による発表を特別編成で生中継
したが、テレビ東京はアーノルド・シュワルツェネッガー主演のコメディ映画「ツインズ」を
放送していた。

主流に乗らず、独自路線を突き進むテレ東の姿は以前から話題で、
今回改めてそのスタンスを示した格好となる。
そのためインターネット上には「テレ東ブレないな」「テレ東は日本メディアの最後の砦」
などと賞賛する声が集まった。

松本はこの出来事について「なんかこう、（テレ東を）妙に持ち上げる風潮がちょっとある。
ちょっと逆差別的な臭いがする」と指摘し、ネット上で集まる賞賛の声については首をかしげた。

しかし、独自路線を突き進む姿には関心しているようで「みんなが（重大な出来事が起きて）
緊張している時に、ぱっとああいうのをやってくれると『まだ大丈夫なのかな』ってほっとする」
と発言。ブレないテレ東の存在は、時には人々に安心感を与えているとの考えを示した。

元テレビ東京アナウンサーの八塩圭子は、「昔は、特別編成（番組）ってお金が掛かったり
するし、編成を調整するのに人員も掛かって大変だったから、できなかった面があったと思う。
でも、それがだんだん、戦略になっていった」と内情を明かしている。

またこの日は、今年3月で終了した生活情報番組「はなまるマーケット」（TBS）で総合司会を
務めた岡江久美子がゲスト出演。
番組の独自路線に関し、「私も経験がある。裏で松田聖子さんの結婚について報じられていたが、
私たちは『ひじき』だった。でも視聴率1位を取った」と話し、スタンスを崩さないことの大切さを主張した。

http://news.livedoor.com/article/detail/8843920/