タレントの板東英二(74)が13日、関西テレビの「お笑いワイドショー マルコポロリ!」
(日曜後0・59)にゲスト出演し、2012年12月に脱税疑惑でテレビ界から姿を消してから、
今年2月に本格復帰するまでの1年強にわたる謹慎生活について告白。2度ほど
自殺を考えたことを明らかにした。
2012年12月、個人事務所が国税局から7500万円の申告漏れを指摘され、昨年2月から
芸能活動を自粛。謹慎スタートの最初の2カ月間は大阪の自宅で引きこもり生活をしていたという。
その後、変装をして外出するようになったが世間の目が気になりストレスはたまるばかり。
「まるで逃亡者のようだった」「思考が停止してしまうんです」と板東。「もういいや。命を絶ってもいいや」と
飛び降りることができそうなビルの屋上へ2度、下見に行ったという。
それでも「そう簡単には死ねるものではない」。「眠剤(睡眠導入剤)を集めたり」と別の自殺方法を
考えていたことも明かしたが、それでも「ここままだとこのままの板東だと思われるのが嫌だった」と、
思いとどまったという。
その裏にあったのは、周囲の人のあたたかさ。明石家さんまや笑福亭鶴瓶なども板東を支えてくれたという。
1月16日付で吉本興業とマネジメント契約を締結。板東は「まだやりたいことある。“まだやっとんか!”と
言われるまでやりたい」と生涯現役を誓っていた。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/04/13/kiji/K20140413007967530.html