【フィギュア】浅田真央の素晴らしいFSを「救い」と考えるのは甘い ノープレッシャーの状況でパフォーマンスするのは挑戦とはいえない★5
1 :
ブリーフ仮面φ ★:
浅田真央の戦略の失敗 2014年02月26日11:55(奥山真司)
今日の横浜北部は朝からよく晴れております。朝方は気温も
低かったのですが、昼前にはすっかり春の予感に。さて、スポーツ
に関するネタとして、日本人にはない視点で書いたものを発見
しましたのでその記事の要約を。著者は、以前からキム・ヨナ選手を
絶賛しているバイアスのかかったスポーツジャーナリストみたいで、
この記事では浅田選手に関してけっこう厳しいことを書いております。
===
浅田真央の頑固さがメダルのチャンスを台無しにした BYジャック・ギャラガー(※Jack Gallagher)
(
http://www.japantimes.co.jp/sports/2014/02/23/more-sports/maos-inflexibility-hurt-medal-chances/#.UwverPR_vs8)
●人生の中では、時として自分自身が自分にとっての「最悪の敵」
になることがある。アドバイスを受け入れず、聞きたくないことを
聞かないようにして、現実を無視する時が、まさにそのような場合だ。
●嫌いなことや恐怖、それに望まないことに直面して、このような
パターンの陥ってしまうと、人は大抵大きな失望に直面することになる。
●そしてこの典型的な例が、2度世界チャンピオンに輝いた、
ソチオリンピックにおける浅田真央選手である。
●浅田選手が自身のトレードマークであるトリプルアクセル(3回転半)を
成功させようと長年苦労していたことは明らかであったが、そのために戦略を
変えるのを拒み、結局はフリーの演技のあとに6位で終わることになってしまった。
●もちろんこうなる必然性はどこにもなかった。しかし、浅田選手の頑固さが、
ジャンプそのものを成功させるよりも大きな障害となってしまったのだ。
●彼女は生まれながらの才能や美貌に恵まれており、これは
フィギュアスケートをする人間にとっては夢のような組み合わせである。
●ただ、もし浅田選手が本気で今回のオリンピックで金メダルを取ろうと
望んでいたのならば、彼女は数年前の時点で方針を変えるべきであった。
(
>>2-5辺りに続く)
BLOGOS
http://blogos.com/article/81168/ 前スレ ★1:2014/02/26(水) 17:32:58.85
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1393431840/
2 :
ブリーフ仮面φ ★:2014/02/27(木) 10:16:16.42 ID:???0
(
>>1からの続き)
●本コラムでは、浅田選手は海外に拠点を移してトップの
外国人コーチと協力してその目標を追求すべきであった、
と考えている。もし彼女がブライアン・オルサ―やニコライ・モロゾフ、
もしくはフランク・キャロルのような人物にコーチしてもらっていたら、
ソチで再びメダルを獲得できる可能性が高かったはずだ。
●ところが彼女はそうせず、結局は願いを叶えられないまま、
帰国するはめになってしまったのだ。
●国際的なメディアでは、浅田選手を「金メダルの本命」
と見る向きが多かったが、彼らに驚くほど注目されて
いなかったのは、ここ一年ほど彼女がトリプルアクセルを
成功させられずに、スランプに陥っていたという点だ。
●この事実が無視されていた理由は、彼らが選手の過去の
業績ばかりを見ていて、現在の状況を考慮していないからだ。
●シングルの競技の前に私が話をしたある著者は、浅田選手の
スランプをよく理解しており、あまり良い結果を出せないだろうと
あきらめていた。「彼女はスケート界に多大な貢献をしたのにね・・・」
とその著者は落胆した声で答えていた。
●浅田選手はトリプルアクセルを、団体戦の演技だけでなく、
ショートプログラムのほうでも失敗している。フリーの演技での成功は、
多くの人々をようやく安心させてくれたが、それも「時すでに遅し」であった。
●先週の月曜日の記者会見で、浅田選手は「私にとって
トリプルアクセルは全く重圧にはなっているとは考えてません・・・
それは逆にクリアすべき目標を明確にしてくれますし、これは私の
トレードマークです。もちろんトリプルアクセルがすべてではありません。
これ以外のジャンプでもプログラムに入っています」と答えている。
●この彼女の発言における最大の問題は、両方のプログラムの
冒頭でトリプルアクセルを決められないと、そのあとに続く演技に
心理的な悪影響を及ぼしてしまうという点だ。そして実際に、
2度のジャンプでの失敗は悪影響を与えてしまった。
(続く)
4 :
ブリーフ仮面φ ★:2014/02/27(木) 10:17:39.44 ID:???0
(続き)
●女子フィギュアのSPの演技のあとにメディア専用のバスに乗って
宿舎に帰る時に、私は同乗していたスケートの審判の一人に
話を聞いてみた。この審判は頭を振りながら「真央はわざわざ
トリプルアクセルをする必要なんかなかったのにね」と答えてくれた。
●そしてその演技を見ていた多くの人は、この審判と全く同じことを考えていたはずだ。
●悲しむべきなのは、浅田選手がこの問題に直面することを
拒絶したことが、彼女自身だけでなく、彼女の多くのファンたちまで、
大いに落胆させてしまったという点だ。
●彼女はSPで16位になり、メダル獲得のチャンスは失ってしまった。
一巻の終わりである。私は演技が終わった瞬間に
「日本の全国民が寝ずにテレビで観戦しているのに・・・」と感じた。
●もちろん彼女はフリーで素晴らしい演技をしたため、それが彼女にとって
「救い」であった考える人もいるだろう。ただしこの分析は甘い。
●プレッシャーの全くかからない状況でパフォーマンスするというのは
挑戦とはいえない。そもそも演技への期待は低いため、
それを素晴らしく見せるのは容易なのだ。
●浅田選手が団体と個人のSPでミスしたのは「不運だった」と
本気で考えている人はいるのだろうか?もしそうだと考えている
のであれば、それは完全に「現実を見ていない」ということになる。
●これは私の確信であるが、もし浅田選手がオルサー、モロゾフ、
もしくはキャロルのようなコーチをつけていれば、彼らはその失敗の直後に
浅田選手のパフォーマンスに判断を下し、彼女と長い会談を行ったはずだ。
●おそらく彼らは彼女にたいして、「もうトリプルアクセルを安全な
形でこなせないんだから、われわれは演技の構成を変えるべきよ。
何か新しいことをやって別の方向性を見出すしかないわ。
金メダルへ最も近い道はこれよ」と言ったはずだ。
●ところが問題に直面したくない人間というのは、それを
無視するものだ。そしてこれは問題をさらに悪化させることになる。
●危機に直面した人間というのは、大抵の場合
「なぜこんなことが起こったんだ?」と自問することになり、
実は以前から十分に気づいていた事実を無視してしまうケースが多い。
(続く)
5 :
ブリーフ仮面φ ★:2014/02/27(木) 10:18:10.26 ID:???0
(続き)
●浅田選手の場合、この問題ははるか以前から目の前に見えて
いたのであり、彼女はそれを直視するのを拒んでいたのだ。
===
なかなか厳しいですね。スポーツは専門外なので私はなんとも
いえないわけですが、それでも個人的には著者がいくつか分析を
間違えているなぁと感じるところが。ただし私は、この記事にも
参考すべき点がいくつかあると思っております。その一つが、
これが現在メディアにあふれている「真央ちゃんよかったね!」という
ストーリー性を重視したような報道ではなく、あくまでもオリンピックに
おける女子フィギュアというものを「メダルを獲得するための競技」
として冷酷にとらえ、そこでの結果にこだわった戦術や戦略の分析を
しているという点です。これを読むと、逆に日本人に特有の「戦略文化」
というものが浮き彫りになってくるような気がするのは私だけでしょうか。
■奥山真司 地政学・戦略学研究者。
戦略学博士(PhD, Reading, UK)。民・官・財を問わず、
あらゆる組織のトップやエリートたちに戦略論の重要性を進言中。
自著『地政学』『“悪の論理”で世界は動く!』の他に、
国際関係論のリアリズムや戦略論に関する訳書を多数刊行。
http://blogos.com/blogger/masatheman/article/
6 :
名無しさん@恐縮です:2014/02/27(木) 10:19:35.22 ID:ANfzvJh/0
3Aにこだわり過ぎたのは確かに失敗だと思う
バンクーバーで3回も成功させたんだから、認定されなくなった
3F-3Loを完全にものにするべきだったんだよ
7 :
名無しさん@恐縮です:2014/02/27(木) 10:19:36.93 ID:DfvljKSv0
★5とかまじでフィギュアって人気あるんだな
メディアだけ騒いでるかと思った
>>1 >彼女は生まれながらの才能や美貌に恵まれており、
なんだ、ネタ記事かよ
いい加減にしろ
9 :
名無しさん@恐縮です:2014/02/27(木) 10:21:31.02 ID:Ic8AnSQz0
精神面を強くするのは、
日本軍を連想させるから教育関係者にはタブーだろ。
>>でも今回のオリンピックから森元首相の発言まで一連の流れを観て
>>浅田真央のファンってちょっと異常というか純粋に気持ち悪いと感じた
>>すぐに他の選手を八百長だとか言ってバッシングするし、彼女を褒めないとすぐ発狂するし
>>多分本人たちはその気持ち悪さに気付いてないんだろうなぁ