【サッカー/Jリーグ】セレッソ大阪 “超大物”フォルラン獲得成功の裏に2つの理由
C大阪“超大物”フォルラン獲得成功の裏に2つの理由
C大阪が超大物FWのフォルランと1年契約で合意に達した。現役のウルグアイ代表だけに、その話題は
世界中で注目された。近年のJリーグにはなかったビッグネームの獲得。成功の裏には何があったのか。
きっかけは昨年8月14日に宮城スタジアムで行われた親善試合・日本―ウルグアイ戦だった。2トップの
一角として先発したフォルランは、いとも簡単に2ゴールを奪った。この試合を現地で観戦していたクラブ首脳は
「この選手だな」と直感的に思ったという。関係者に聞けば、人間的にも優れているという。日本代表FW柿谷を
生かし、チームを新たな次元へと導くプレーヤー。それがフォルランだった。
インテルナシオナルで約5億円の年俸をもらっていた世界屈指のアタッカー。獲得費用を捻出することは容易
ではなかったが、スポンサー収入などで勝算はあった。同8月中には、パートナーカンパニーであるヤンマーの
了解も得て、超大物獲得に向けた「ビッグプロジェクト」が発足。事情を知るのは数人の関係者だけに限られ、
秘密裏に計画は動き始めた。
極秘の情報もつかんでいた。11年にインテル・ミラノからインテルナシオナルに移籍した際、その移籍金を支払った
のがフォルラン自身だという事実。これは、インテルナシオナルとフォルランが契約解除する際に、移籍金がかから
ないことを意味していた。年俸が高額とはいえ、移籍金がかからない。日本に対して好印象を抱いていたことも大きな
後押しだった。
超大物の補強は、クラブ史上初のタイトル奪取への切り札だった。そしてまた、獲得の裏側にはもうひとつの理由が
あった。
[ 2014年1月25日 10:13 ]
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/01/25/kiji/K20140125007456470.html 昨年8月の親善試合で本田(右)と競り合うウルグアイ代表FWフォルラン(左) Photo By スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/01/25/jpeg/G20140125007447130_view.jpg (
>>2に続く)
昨年7月の東アジア杯で柿谷と山口が日本代表で活躍したことから、C大阪は史上空前のバブルに突入した。昨季の
1試合平均観客数は前年比の11%増。“セレ女”(セレッソサポーターの女子)という言葉も生まれ、夏以降は、長居で
試合を開催すれば観衆が3万人は超える状況となった。
ここでクラブはさらなる挑戦を決断した。「3万人を維持する」のではなく「4万人にするためにはどうすればいいのか」。
それが、フォルラン獲得のひとつの理由だった。リスクではなくチャンス――。岡野社長は「サッカークラブとして、これが
本当の興行の仕方だと思う。何よりも、スタジアムに見に来てくれるお客さんにもっと楽しんでほしい」と口にする。
昨今では不況のあおりを受け、ビッグネーム獲得に乗り出すクラブはめっきりと減っていた。ただ、それは一切関係
なかった。語学堪能で海外に強い日本人の代理人に依頼し、昨夏から慎重に調査を開始。フォルラン自身の代理人と
初めて接触できたのは昨年12月だった。ここから交渉は一気に進み、晴れて契約書にサインをもらった。
「育成型クラブ」を掲げるC大阪だけに、この補強には「?」の声も挙がる。しかし、現役時代にドゥンガやスキラッチと
ともにプレーした勝矢強化部長が「本物を感じることで周りも成長してくれるはず」と語るように、有形無形の効果がある
ことは間違いない。若き才能と世界のスーパースターが融合した時、どのような化学反応が起きるのか。楽しみは尽きない。
(了)
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4 :
名無しさん@恐縮です:2014/01/25(土) 20:37:51.87 ID:RBdbJzdM0
5 :
名無しさん@恐縮です:2014/01/25(土) 20:38:06.59 ID:LAkLAfW60
まあ関西では阪神のニュースしかやらないけどね
未だに信じられんな
浦和も国内からの強奪やめてこういう補強すればいのにね
9 :
名無しさん@恐縮です:2014/01/25(土) 20:39:07.73 ID:ejvG6u0F0
> 日本経済新聞 2013年6月15日(編集委員・吉田誠一)
> 【20歳のJリーグ】(05) 使い道に気づいた
>
> C大阪の親会社ヤンマーには野心があった。同社はタイの農業機械の市場でシェア首位をクボタに譲る。
> 2011年末、バンコクグラスから提携要請が届くと飛びついた。
> 「クボタになくてヤンマーにあるのはサッカー。利用しない手はない」。
> 12年1月末、ヤンマーのブランドマネジメント部長からC大阪社長に転じた岡野雅夫(60)は提携に自ら動いた。
> タイでのサッカー事業は現地で高く評価された。「商品を見せていないのにブランド価値が高まる。
> ヤンマーはC大阪の隠れていた使い道に気づいた」と岡野は話す。タイ全土で同様の事業を展開する方針だ。
ヤンマーの世界戦略の一環でもある
10 :
名無しさん@恐縮です:2014/01/25(土) 20:39:57.28 ID:Nz+0mFPa0
夢はあるけど無謀なやり方じゃねーかな、何より監督が力不足