【映画】実写映画「ルパン三世」勝算はあるのか? 「原作と違うアプローチの方がいい」

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3禿の月φ ★
>>2以降からの続きです)
 実写化で成功した例は大ヒットしてパート2、3が製作中の実写版「るろうに剣心」がある。
監督は、NHK出身でドラマ&映画「ハゲタカ」、大河ドラマ「龍馬伝」を手掛けた大友啓史氏(47)で、
「CGを使わないアクションが若い世代に斬新と受けとめられた。主演の佐藤健は殺陣をマスターするのに
とてつもない時間を費やしたという」(吉田氏)。

 ヒットしなかった実写化については、「原作を意識し過ぎたこと、
原作ファンを無視したキャスティングありきで企画された」と解説する。

 となると、実写版「ルパン三世」はどうなるか。北村監督とも親しい吉田氏は、
「監督は撮影前、『原作と同じ設定でやったら実写化の意味がない。キャラクター
設定から今風に見直していくつもり。現代社会に刀を持った侍のような格好の五エ門の姿は
ナンセンス』と言っており、現実的観点で撮影に挑んでいる。黒木には『身体のボリュームが
足りない』という批判も出ているが、細身なスタイルを大いに生かした大胆でセクシーなアレンジを
施した演出をしてくれるだろう。単身ハリウッドに乗り込んで磨いたクリエイティビティーが存分に
発揮されるはず」と期待している。カンヌなど大映画祭を狙っているという実写ルパン。
世界の映画ファンの心を盗めるか。(了)

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