プロ野球日本シリーズにみる、Jリーグ・ポストシーズン制のメリット、デメリット 2013.11.04. 11:18
ポストシーズンは盛り上がる――。「楽天 vs 巨人」の日本シリーズを見て、
改めて思った。全試合で地上波局のTV中継があり、視聴率(以下ビデオリサーチ調べ、
関東地区)は第5戦までの4試合で20%以上をキープ。最高23.6%(第5戦)
という高視聴率になっている。田中将大が先発した第6戦、優勝の決まった
第7戦の視聴率は5日発表だが、さらに高い数字が叩き出されたはずだ。
Jリーグに2ステージ制を導入しようという案も、同様に山場を作ろうという狙いだろう。
チャンピオンシップを復活させればテレビ局の放映権料や、冠スポンサーからの収入が
期待できる。10億円の収入不足を埋める苦肉の策とも聞くが、その意図が
分からぬわけではない。リーグ戦以上の盛り上がりが期待できることも当然のメリット。
最後のチャンピオンシップとなった2004年の「横浜F・マリノス vs 浦和レッズ」は、
2試合で12万人以上を集め。テレビ中継も第1戦が12.0%、第2戦が15.3%という
悪くない視聴率を取った。優勝が決まる日時を予め確定できるチャンピオンシップは、
報道機関にとって扱いやすいイベントでもある。
しかし日本シリーズ、チャンピオンシップが盛り上がるのは“優勝決定戦”の重みが
あるからだ。日本シリーズ手前の“準決勝”に相当するクライマックスシリーズ(CS)を
見ると、導入直後の2004年、05年が盛り上がりのピークだった。
(
>>2に続く)
サッカーキング
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20131104/145910.html ≪関連記事≫
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http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20130914/soc1309140731001-n1.htm