社会現象にもなったNHK朝ドラ「あまちゃん」で、主人公天野アキを演じた能年玲奈(20)が
“あまロス(あまちゃんロス症候群)”に陥っている。22日のイベントで本人も告白していたが、
いまだ“あまちゃん離れ”ができず、次回作にも影響を及ぼしかねない状況だ。
これには母親・天野春子を演じた小泉今日子(47)も「このままじゃダメになる」と心配しているほど、
その症状は予想以上に深刻だ。
「撮影が終わって2か月たちますけど、“あまロス”に陥っています」
か細い声でそう告白した能年。
22日、都内で行われた「東京ドラマアウォード2013」授賞式でのひとコマだ。
「あまちゃん」は連続ドラマ部門でグランプリに輝いたほか、主演女優賞に能年、助演女優賞に小泉、
脚本賞にクドカンこと宮藤官九郎氏(43)が選ばれた。冒頭の能年の発言に、会場はドッと大きな笑いが起こったが…。
「場を盛り上げるためのリップサービスなんかじゃありませんよ。本当に彼女は『あまちゃん』で
完全燃焼してしまい、心に大きな穴が開いた状態なんです」とは芸能プロ幹部だ。
「あまちゃんロス症候群」とは「あまちゃん」を毎日楽しみにしていた視聴者が、
放送終了とともに虚無感に襲われること。
社会現象になるほど多くの視聴者がいたからこそ生まれた言葉だ。
だが、主演女優の能年本人がかかってしまうとは、シャレにならない。
「録画してある『あまちゃん』の総集編を何度も見ているそうですし、毎日テーマ曲を聴いてテンションを
上げているみたいです。“あまロス”を克服するどころか完全に引きずってますね」(同)
事実、授賞式後の囲み取材で能年はアキになりきって「じぇじぇじぇ!、オラ、こんなうれしいこと初めてだ!」と
喜びを表現したまではよかったが、お気に入りのシーンや登場人物について聞かれると「…」と1分間以上もフリーズ。
熟考に熟考を重ねたものの、結論は出なかった。
これには隣にいたクドカンも「突っ込んでいいものか、考えていました(笑い)」。
小泉は“娘”に代わって「すいませ〜ん」と、平謝りしていた。
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>>2以降に続く)
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