「高校野球秋季四国大会・準決勝、池田9‐3生光学園」(26日、坊っちゃん)
池田(徳島3位)と生光学園(徳島1位)との“徳島対決”は、序盤から主導権を握った池田が勝利。
1992年夏以来、22年ぶりの甲子園出場に当確ランプがともった。
初回に4番・岡本昌也内野手(2年)の適時二塁打などで2点を先制。三回にも、1死二、三塁の好機で
6番・喜多正史外野手(1年)が左中間に2点二塁打を放ち2点を追加した。
七、八回にも2点ずつを挙げるなど、池田打線が爆発。エース・名西宥人投手(2年)も、伸びのある
直球とスライダーを武器に好投した。
岡田康志監督は池田が79年夏の甲子園で準優勝したときの主将。「自分たちの持てる力を出してくれた。
この一戦に勝てるか負けるかで大きな違いがあることは意識していた」と話した。恩師・蔦文也元監督の
「失敗してもいいから前向きに思い切って振れ」という教えを選手たちに伝えてきたという。
池田はかつて蔦監督のもと、74年に11人のメンバーでセンバツに出場。準優勝を果たし
「さわやかイレブン」旋風を巻き起こした。
82年夏の甲子園では「やまびこ打線」と呼ばれた圧倒的な攻撃力で初優勝。翌年のセンバツも制し、
夏春連覇を成し遂げた。
70年代から90年代初頭まで高校野球界で大きな存在感を示した池田。来春、久々の聖地でどんな旋風を
巻き起こすのか、高校野球ファンの期待は膨らむ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131026-00000042-dal-base