【サッカー】課題の多い2ステージ制移行へ、Jリーグ・大東和美チェアマン&中西大介統括本部長が語る
1 :
大梃子φ ★:
課題の多い2ステージ制移行へ、Jチェアマン&本部長語る
観客動員数や地上波による全国中継、スポンサーからの協賛金の減少などを理由に、
2015年から2ステージ制に移行することが決まったサッカーJリーグ(J1)だが、
この決定にはサポーターから批判が噴出している。過去にJ1が2ステージ制から1ステージ制に
移行していることや、2ステージ制にすると日程的にホーム&アウェーの2回戦制が取れなくなる
といった不公平感がその理由とされる。
まだまだ課題も多い2ステージ制への移行だが、Jリーグサイドはどのように捉えているのか。
19日放送、テレビ東京「FOOT×BRAIN」では、Jリーグチェアマン・大東和美氏と
Jリーグ統括本部長・中西大介氏が出演。サッカー解説者・都並敏史氏、福田正博氏、
サッカーマガジン編集長・北條聡氏らと2ステージ制移行について語った。(以下、要約)
■サポーターからの批判について
大東:ポストシーズンということで、2ステージ制を採用したということですね。
ただ、サッカー本来のあり方は1ステージ制で1位が優勝という分かり易さはある。
北條:問題はベストのシーズンシステムをなぜ変えなければいけないのかっていうところを
サポーターの人達にあまり伝わってないのが今回の問題なんじゃないか。
大東:情報量の発信が少なかったことは申し訳なく思っています。
福田:色んな意見は必ずある。Jリーグをこれから育てていく責任があるわけで、
そこで決められるのは全然いいと思うんですよ。ただ、ここ20年支えてきた
コアのサポーター達に説得することを先に入ってないから不満だけが渦巻いている
感じがする。僕は“背に腹は変えられないんだよ”って。
“これでやるしかないんだよ、日本サッカーは”ってバンと先におっしゃって、
それから進んだほうがよかった。その説明責任の方法論だけが問題あるなと。
(つづく)
http://news.livedoor.com/article/detail/8177325/ リーグを支えてきたサポーターたちにその真意は伝わったか
http://image.news.livedoor.com/newsimage/4/e/4ef76a7448bd5f325bb7701ef9cb196f.jpg
2 :
大梃子φ ★:2013/10/22(火) 11:45:20.95 ID:???0
(つづき)
■2ステージ制に移行する理由
大東:2008年をピークに観客数が毎年減少してきた。
中西:観客数が右肩下がりであることは皆さんよくご存知で、これを止めなきゃいけない
というのは共通だと思います。未来に対して明るい数字を持っていれば、今の方式で
貫き通した方がいいと我々も思ってたんです。ただ、毎年スタジアムでの調査をやってる。
観客の年齢が毎年1歳づつ上がっている。今年初めてJリーグを観にきましたって
人の数が年々下がっている。下がっている数字の中で、年間で何回Jリーグを観に来ますか
っていう平均の数は増えている。新しいファンがなかなか入ってきていない。
これは5年先、10年先を考えると非常に由々しき状態だと思っています。
大東:放送権料だったり、協賛金だったり、下がってきたというのはあります。
だから、この右肩下がりを止めてV字回復したいというのが我々の大きな課題だった。
中西:根幹のリーグの収入が減っている。2014年にはマイナス13億のリスクがあった。
これをそのまま言えるかどうか迷ったんですけど、これを言わないとサポーターの皆さんに
理解して頂けないので正直に申し上げるようにしている。リーグの収入が減ると、
どんな影響があるか。一つはクラブの配分金に手をつけないといけない。
二つ目は我々が戦略的投資って呼んでいるものがある。これは2002年の収入が
上がった時には、レフェリーのプロ化に手を付けました。ちょっと先を見た投資ですね。
こういったことを適正な収入を得て、それを最適なものに投資し続けることが
サッカー界の発展に大事なポイントだと思う。配分金に手をつけないとすると、
そっちのほうに手をつけなくてはならない。そうすると、レフェリーや育成のほうに
お金が回りにくくなる。これは避けたい。であるとすると、この数字を止めるために
待ったなしの打ち手がどうしても必要だった。
大東:2ステージを選んだ。これをすることによって山(リーグの見せ場)が出来るということで、
地上波を含めてメディアが取り上げてくれる。
(つづく)
3 :
大梃子φ ★:2013/10/22(火) 11:45:24.64 ID:???0
(つづき)
福田:大きな山を作ることは賛成です。メディアのサイドに立って見ると、Jリーグはほとんど
取り上げられない。日本代表の応援には行くけど、Jリーグには行かないっていう人達
いますよね。そういう人達をどうやってJリーグに取り込むかっていうのは非常に重要な
要素だと思っています。
大東:2ステージ制にすることで我々は約10億円のプラスという試算をしています。
放送権料だったり、スポンサー料だったりということ。
中西:先ほどの13億マイナスになるリスクを合わせて考えると20億以上の開きがある。
都並:必ずお客さんに反映されます?
中西:そこが狙いですね。最後の試合があることによって、放送局も最後のチャンピオンシップ
だけでなくて、レギュラーシーズンもきちんと追ってくれるようになる。
都並:それは根回しがあるわけですか?
中西:根回しですね(笑)
都並:それがないといけないですよね。
中西:レギュラーシーズンを追って貰って、レギュラーシーズンでも地上波の放送を増やす。
中西:我々の調査では、FIFAランキング上位50カ国の約40%の国が、なんらかのカタチで
ポストシーズン制を採用しています。
■2ステージの不公平論について
中西:この点が一番問題なんだと思います。ここをキープしながら、チャンピオンを決める
方法はないのかっていうのは随分検証して話し合った。ここが一番悩ましい。
福田:色々考えた結果だと思うんですけど、ホームとアウェーでうまく調整できて
仕組みができれば一番いいかなと思う。
(つづく)
4 :
大梃子φ ★:2013/10/22(火) 11:45:35.48 ID:???0
(つづき)
■年間勝ち点1位のチームが日本一になれない可能性も出てくる
中西:かつてあった2ステージ制では、年間勝ち点1位でチャンピオンシップに出れないケースが
ありました(2000年の柏レイソル)。そこは少し変えようということで年間勝ち点1位は
チャンピオンシップに出れる。年間勝ち点1位を尊重する仕組みを取ろうということが
実行委員会や理事会で議論されて、採用したということ。彼ら(選手)の意見では
2位が出れるというのはどうかという意見もありました。2位よりも、年間の2位を
拾ってあげるようなシステムはないかとか、そういうことを参考にしながら
少しシステムに手を入れる可能性はありますね。
■得点王は?ACL出場はどうやって決める?
福田:選手としては前期と後期で作って貰って、通年のも出してくれれば沢山貰えていいかな
と思いますけど、あまり沢山あり過ぎると賞が軽くなってしまうのは問題なので。
大東:特に得点王もそうですし、ACLもそうですし、賞金の部分もこれから中身を詰めて、
検証していく。各クラブの意見も聞きながら埋めていきたい。
中西:ACLに勝つことは、日本のサッカーには重要でここを勝ち抜かないと
クラブコンペティションにおいて世界に挑戦できない。細い道ですけど、ここしかないんです。
ここを通り抜けて世界に挑戦していたら、Jリーグってレベル高いんだねって
色んな人に思って頂ける。これに出るチームの決め方もとっても重要になってくる。
■スケジュールについて
中西:2ステージ制と、もう一つ日本のサッカーにおいて大きい問題はシーズンをいつ始めて
いつ終わるかっていう問題に対してアプローチしていかないといけない。いずれにせよ、
サッカーが出来る期間を長く延していく努力は必要です。それは日本でいうと、
2月とか12月にもう少し長くできるような地域と環境。そういうことを整備していくことは必要です。
今ある3月から11月の中だけで解決する方法だけではなくて、それを少し広げる方向で
解決するアプローチもある。
(おわり)
長いわ
6 :
名無しさん@恐縮です:2013/10/22(火) 11:51:24.17 ID:p6gp40fr0
サカ豚wwwwwwwwww
数が多すぎるんだよ
18から12に減らせば分配金も増やせる
見たけど中西って奴が変態の顔してた
> 中西:観客数が右肩下がりであることは皆さんよくご存知で、これを止めなきゃいけない
> というのは共通だと思います。未来に対して明るい数字を持っていれば、今の方式で
> 貫き通した方がいいと我々も思ってたんです。ただ、毎年スタジアムでの調査をやってる。
> 観客の年齢が毎年1歳づつ上がっている。今年初めてJリーグを観にきましたって
> 人の数が年々下がっている。下がっている数字の中で、年間で何回Jリーグを観に来ますか
> っていう平均の数は増えている。新しいファンがなかなか入ってきていない。
> これは5年先、10年先を考えると非常に由々しき状態だと思っています。
ここらへんをリーグ側が問題視してるのは評価できるな