「暴行」前園氏過酷な復帰ロード サッカー協会から処分も
2013年10月15日 14時00分
(一部抜粋)
テレ東は「今後の出演については事実関係を確認して対応を決める」としたが、
他局関係者によると、収録済みの番組で前園氏の出演場面をカットする編集作業に追われているという。
前園氏も「今の自分の状態でサッカーを語ったりメディアに出ることはやるべきではない」
と活動自粛を表明し、所属事務所も「当面は謹慎させます」との方針を示した。
だが、ほとぼりが冷めても復帰への道は険しいものとなりそうだ。ある民放局関係者は
「スポンサー側はイメージを気にするからね。他のジャンルも含めて、しばらくはテレビ出演は難しいのではないか」
と指摘。サッカーの評論活動に関しても本人が「そういうことを言っても説得力がない」
と話すようにメディア各社も起用には二の足を踏むことは確実。その間に他の解説者に取って代わられ、
居場所はなくなってしまうかもしれない。
また前園氏はサッカースクールを主宰しているが、指導者としても今後の見通しは厳しい。
日本サッカー協会では4月に教え子への傷害容疑で逮捕された元Jリーガー西脇良平容疑者(34)を
2年間の活動停止にした。日本サッカー協会の指導者資格(公認S級ライセンス)を持つ前園氏にも
何らかの処分が下る可能性が高く、今後の指導者としてのキャリアにも影響は必至だ。
とはいえ、前園氏はサポーターからの人気は絶大。選手をはじめとするサッカー関係者からの信頼も厚い。
今回の事件でも釈放直後に謝罪会見を行い、被害者側に連絡を入れて謝罪するなど誠実な対応を見せた。
先方からも活動継続を要望されるなど、決して復帰の道が断たれたわけではない。
まずは猛省し、一から出直しに期待したい。
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/194422/