新技「シライ」命名へ 男子技術委員長が見解
男子予選・床運動で新技の後方伸身宙返り4回ひねりを決めた白井健三
http://hochi.yomiuri.co.jp/photo/20130930-060219-1-L.jpg 【アントワープ(ベルギー)共同】
国際体操連盟(FIG)のブッチャー男子技術委員長は30日、世界選手権で白井健三(神奈川・岸根高)が決めた
新技について「床運動は『シライ』になるだろう。跳馬は(申請している)韓国選手も成功した場合は
両選手の名前が付くかもしれない」との見解を示した。
FIGによると10月1日の男子予選終了後に技術委員会を開き、新技として正式に承認する。
同技術委員長は「素晴らしい出来だった。床運動の(後方伸身宙返り)4回ひねりは回転が鋭くて
3回ひねりのように見えた。彼はもっとできる」と賛辞を惜しまなかった。
http://www.47news.jp/smp/CN/201310/CN2013100101001443.html 【世界体操】白井、2種目で新技決めた
◆体操 世界選手権第1日(30日、ベルギー・アントワープ) 男子予選1班で
初出場の17歳、白井健三(神奈川・岸根高)が床運動で新技の後方伸身宙返り4回ひねりを決めて
16・233点、跳馬でも新技を披露して14・916点をマークし、ともに種目別のトップに立った。
2種類の技の平均点で順位を決める跳馬では1回目に新技の伸身ユルチェンコ3回ひねりに挑み、
15・400点を出した。10月1日の最終4班終了後、個人総合は24人、
種目別は各8人(各国・地域最大2人)の決勝進出者が決まる。
亀山耕平(徳洲会)はあん馬で15・400点の2位。山室光史(コナミ)はつり輪で
15・500点の2位、鉄棒で14・466点の4位。平行棒の田中和仁(徳洲会)は
13・600点で敗退が決まった。2004年アテネ五輪団体総合金メダルの
36歳、塚原直也(朝日生命)はオーストラリア代表として出場した。
前人未到の個人総合4連覇に挑む内村航平(コナミ)は3班(日本時間1日未明)で
1種目目に平行棒を演技する。5班に分かれた女子予選は1日に始まる。(共同)
(つづく)
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20130930-OHT1T00151.htm