【音楽】草野マサムネ「いま中学生だったらYouTubeで充分満足な気がする」「ボーカロイドでも意外とホロリとさせられるんだよね(笑)」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆YKPE.6U.2. @ゆきぺφ ★
(長文のため抜粋してます。全文はこちらで)
後藤正文×草野マサムネ対談THE FUTURE TIMES web
http://www.thefuturetimes.jp/archive/no05/kusano/

後藤「本当にそれは善し悪しがあって。昔は原石みたいなのを磨いている余力が、ちゃんと大きいレーベルに
あったんじゃないですかね。今はバンドとは契約しない、みたいになってきてますからね。アイドルのほうが
流行ってるし、フットワークが軽いし、そういう意味では今バンドって、ちょっと苦境に立たされてる」

草野「そうかもね。まあ社会的には、大量消費・大量廃棄みたいなのがなくなってるのはいいことだけどね。
ただ、雑誌にしても新聞にしても紙を使わないでオンラインで見れたりするのと同じで、音楽もスタジオを
使わなくてもある程度のクオリティのものが家でできちゃう状況になってくると、それはそれでどうなのかな、と。
古い世代としては、寂しい思いもちょっとあったりするよね。もう宅録のソフトなんかも今は安く、簡単に手に入る
ようになってるからね」

後藤「ですよね。だって今、ボーカロイドのアルバムが1位獲ったりするような時代ですもんね」

草野「そうそう。で、そのボーカロイドでも、意外とホロリとさせられるようなものがあったりするんだよね(笑)」

後藤「そうなんですよね(笑)、クオリティ高いですよね。でも否定するわけじゃないんだけど、“でもこれ、誰も
歌ってないんだよな”っていうのもある。そこは俺の感覚が古いところもあるんでしょうけれど(笑)。でもさっきの
大量消費・大量廃棄で話でいくと、僕は、だんだんCDへの愛着が薄れてきてるんですよ。もちろんジャケットや
アートワークを作るときにいろんな人の思いは乗ってますけど、“これって工業製品だな”と思うというか。
一律3000円みたいな決まりがそういう印象を強調している気がします。“CDってどういう質のものなんだろう?”
みたいなことは、ここ何年かずっと考えています。“メールでも送れるようなものをこの円盤に入れてる意味って
何なんだろう?”みたいな」
>>2に続く)