【高校野球】156センチの花巻東・千葉翔太外野手、内野5人シフト破り3安打「ヒットを打ったらチームに勢いづくと思っていた」

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681名無しさん@恐縮です
甲子園に咲いた華 …花巻東・佐藤涼平君の自殺を悼む
http://kannoeizan.blog111.fc2.com/blog-entry-169.html
選手は誰でも、ヒットを打つ為の練習をするものだが、彼は自分の個性を活かして、
自己犠牲的にチームに必要な理想的な打者となる為に、一人だけ別に、ファウルを
打つ為の特訓を積み重ねたのだという。
チームメイトであった菊池雄星君は7月15日、自身のブログで「仲間」と題した
佐藤君への追悼文の中で、「どんなに速い球でもファウルを打つ為に、
毎日遅くまで160kmのマシンを打ち込んでいた鍛練」と表現している。

佐々木監督から「狙って、ファウルを打てるようになれ」と言われた時、
その意図を説明されたという。

「監督さんの考え方は、ヒットはヒットなんですけど、フォアボール、デッドボールも
ヒットなんです。盗塁したら2ベースなんです。という考えで自分に説明してくれました。
『あ、そういうことか』と。ヒットを打っても評価されないんですよ、自分。
フォアボールで出たら褒められるんですよ。違った褒め方だったんですね、
監督さん。自分とか山田(隼弥)は。山田も同じ役割だったので。
ヒットよりもフォアボールで出ると褒められて、それで初球、パーンと走ったら
もう二重丸って感じです。それが結局、チームの得点率が上がるものでもあったので。

理想は1番が出て、2番がつないで、3番、4番が返すっていうのが。
どこのチームもそうだと思うんですけど、それが一番難しいことだと思うんですよね。
一番、注意しなきゃいけないっていう上位打線。
その中で点数取るためにどうしなきゃいけないか考えたときに1番、2番の出塁率、
それから機動力、進塁打とか。
監督さんはタイムリーで得点取りたくないんですよ。
極端な話、ノーヒットで1点を取りたいんです」と、彼は後に語っている。