8月10日、11日に東京、大阪で行われたサマーソニック2013。
東京、大阪で20万人以上を動員して成功裏に終わった同フェスだが、ネットでは"ミスチル地蔵"と呼ばれる一部参加者の行動が話題となっている。
ミスチル地蔵とは、ミスターチルドレンのライブを最前列で観たいがために、
その前のアクト(今回はスマッシング・パンプキンズ)の演奏時から最前列を陣取るファンのことを指す。
ミスチルが登場するまではボンヤリと立ちすくんだり、その場に座り込むなどする姿が見られたことから、ネット上で"地蔵"と揶揄されてきた。
今回の大阪でのライブに参加したリスナーの声をまとめたNAVERまとめ記事によると、「サマソニで前の方でシート敷いて座って場所取ってるとか
予想を遙かに越える行動をとるミスチルファンがいっぱいいるとは...」「スマパン始まっても前方のお客さんずっと棒立ちで、さすがにビリーも怒っちゃって、
"Thank you for the warm reception. "(前座を観てくれてありがとう)って皮肉なジョークを言ってた。悲しかった」と、場所取りをしている人々の行動に驚く声もあった。
この現象について、夏フェスに詳しい音楽ライター・柴那典氏は「ツイッターとNAVERまとめの組み合わせで過剰なフレーミングが行われていると思う。
東京のサマソニを観る限り、大きく問題視されるほどではなかった」としつつ、次のように分析する。
「"地蔵現象"はミスチルに限らず、ほかのアーティストのアクトでも起こり得るものです。
特に国民的バンドといわれるクラスの大物になれば、フェス文化そのものに慣れていないファンも多い。
そういうタイプのファンは、ワンマンライブのチケットを取り損なったがためにフェスに参加している。
それゆえにほかのアーティストに興味がなく、棒立ちになってしまうんです。
ソース
http://realsound.jp/2013/08/post-41.html http://realsound.jp/2013/08/post-41_2.html