タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市、岩崎文夫校長)が
創立100周年を迎え、17日、宝塚大劇場(同市)で記念式典が開かれた。
宝塚歌劇の舞台へとはばたいた卒業生は約4400人。
現役タカラジェンヌら卒業生約2300人が集まり、1世紀の歴史の重みをかみしめた。
同校は1913年7月15日、宝塚唱歌隊として発足。46年に現在の校名に改称した。
現在は予科、本科の2年制。
バレエ、声楽、演劇などの訓練を積み、4月の宝塚大劇場公演でラインダンスを
披露して初舞台を踏む。
校訓は「清く正しく美しく」。来年4月1日、宝塚歌劇の初演から100周年を迎える。
式典には宝塚出身の女優らが顔をそろえ、華やかな空気に包まれた。
92年に宝塚歌劇団へ入団した檀れいさんが司会を務め、
55年入団の加茂さくらさんが「宝塚 我が心の故郷」を歌った。
花組などでトップスターを務めた元男役の真帆志ぶきさんは
「100年に立ち会えてうれしい。生きてて良かった。これからも宝塚歌劇は
一歩一歩進んでいけば大丈夫」と喜ぶ。
「ベルサイユのばら」初代オスカル役の榛名(はるな)由梨さんは
「こんなに素晴らしい日はない。女性が男性を演じる文化は宝塚歌劇だけ。
宝塚音楽学校も宝塚歌劇団も永久に不滅です」と感激した様子だった。
ソースは
http://mainichi.jp/enta/news/20130717k0000e040201000c.html 宝塚音楽学校
http://www.tms.ac.jp/