【高校野球】静岡大会 ホームランに主審「アウト」・・・球場全体「えっ」[13/07/16]
2011年秋季九州大会大分予選準々決勝でもサヨナラ取り消しがあった。
2011年秋季九州大会は大分開催なので、地元枠4校、予選ベスト4で当確だった。
その試合は楊志館 vs 情報科学。
1点を追う楊志館は9回裏2死から死球で出塁すると4番・塗木が左翼へ逆転2ランを放った。
ところが、2人がホームインした直後、主審がアウトを宣告。
主審の判断はこうだ。一走がホームを踏む直前、バットを引きに来た控え選手とハイタッチ。
この行為を公認野球規則に基づく「身体的援助があった」としてアウトにした。
インプレー中にベースコーチが転ぶのを助けたりする場合などと異なり、
本塁打による進塁権が与えられている場合には身体的な援助にはあたらない。
大分県高野連も主審の誤りを認めたが、「審判は自己の裁量で裁定を下せる」として、
試合を成立(情報科学4−楊志館3)させた。
この試合後、スタンドは罵声が響き渡り、大分県予選で前例のない混乱状態になった。
ちなみに勝った情報科学の監督は内川聖一の父ちゃん。