【サッカー】ミラン、ロビーニョと契約延長へ･･･サントスが獲得断念を発表［07/11］

サントスは１０日、クラブの公式ウェブサイトで、ミランFWロビーニョの獲得を断念した
ことを発表した。ミランはこれを受け、同選手の契約延長を考えているようだ。

以前から注目されるロビーニョのサントス復帰は、実現に近付いていると見られていた。
ブラジルのメディアも先日、ミランとサントスが移籍金に関して合意に達し、
残すは選手との合意だけと伝えていた。
イタリア『ANSA通信』によると、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOも１０日、
両クラブの交渉の焦点は移籍金の支払い方法だとコメント。
「ブラジルの市場は２０日まで開いている。それまでに決まるか、彼は残留するかだ」と話していた。

ミランはロビーニョの後釜として、フィオレンティーナMFアデム・リャイッチに関心を寄せており、
ガッリアーニCEOはこの日もフィオレンティーナとコンタクトがあったことを明かしている。

だがその後、サントスは公式声明で、「ロビーニョ獲得で合意に達することができなかった」と発表。
「ミランへの移籍金も、選手の報酬も、ブラジルサッカーの現実からはまだ遠い」として、
ロビーニョの獲得を断念すると明かした。

イタリアのメディアによると、ミランはこれを受け、２０１４年までとなっているロビーニョの契約の
延長に動いているという。
またフィオレンティーナも、同じく２０１４年で満了するリャイッチの契約の延長を目指しているようだ。

「売却なくして補強なし」というスタンスのミラン。
ロビーニョが残留することになった場合、補強戦略にはどのような影響があるのだろうか。
日本代表MF本田圭佑の獲得も気になるところだが…。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130711-00000001-goal-socc