【サッカー】ブラジル代表に愛される日本人ジャーナリスト藤原清美さん、外国人で唯一チャーター機への同乗取材も許可

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1れいおφ ★
サッカーのワールドカップ(W杯)で史上最多5度の優勝回数を誇るブラジル代表。
ポルトガル語で「選ばれし者たち」を意味し、国民から常にその動向を注視される「セレソン」
に長年密着している日本人ジャーナリストがいる。
兵庫県出身の藤原清美さん(46)。外国人で唯一、チャーター機への同乗取材が許されるほど、
監督、選手からの信頼は厚い。

昨秋、2002年W杯日韓大会でブラジルを優勝に導いたスコラリ監督が、約10年ぶりに再登板。
厳しい質問が相次いだ就任会見の席上、藤原さんが「フェリポン(スコラリ監督の愛称)」と呼びかけると、
指揮官の表情が一瞬にして和らいだ。「おお、この声はキヨミだな。来ていたのか? 私の救世主よ」
築き上げた信頼関係を物語るエピソードだ。

サッカー王国との縁は、番組制作会社で放送作家を務めていた20年前にさかのぼる。
Jリーグの鹿島に所属していたジーコ氏のビデオ制作に関わったのがきっかけだった。
1998年W杯フランス大会では、ブラジル代表に3カ月間密着。
「情熱と文化、歴史と伝統。セレソンはブラジルのすべてを包んでいる」と魅せられ、
2001年に会社を説き伏せてリオデジャネイロに移住した。

国民の期待を一心に背負うセレソン。
負ければ選手は集中砲火され、指揮官には解任論が噴出する。
メディアは常に厳しい目を向けるが、藤原さんのスタンスは違う。
ジーコ氏が日本代表を率いていた頃、しきりにブラジルに帰国することが批判を浴びた。
実は貧民街で無料のスクールを開いたり、日本の若年層育成のために
15歳以下の交流戦を立ち上げたりしていたのだ。
「真実を伝えなきゃ、という使命感のようなものがある」と藤原さんは言う。

CS放送のレギュラー番組では、欧州で活躍する選手の“お宅訪問”が名物企画に。
ロナウド、ロベルト・カルロス、カカ…。電話一本で、世界のスーパースターたちは快く引き受けてくれた。

>>2以降に続く)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130629-00000134-san-socc

動画
http://www.youtube.com/watch?v=L58E6qEurOE
http://www.youtube.com/watch?v=p3lbfBLzqhc
http://www.youtube.com/watch?v=ZH-zsqhIg08
http://www.youtube.com/watch?v=BgKPRiyRRCM