<「デタラメスポーツ報道」と何もわからぬ「オッカケサポーターたち」の有害>
「17日のスポーツ紙はどこもヒドかったですよ。ブラジルに手も足も出なかった日本代表に対して
『夢も希望もなかった90分』『成長なんてしてなかった』と書き立てる。
手のひら返しとはこのことで、日本代表や選手を無批判に持ち上げ、『夢も希望もある』かのようにヨイショし、
まるで『日本が世界の強豪国と伍(ご)して戦えるレベルに成長した』かのように報じてきたのは、他ならぬスポーツマスコミじゃないですか」
のっけからこう憤るのは、スポーツライターの工藤健策氏である。コンフェデ杯開幕戦でブラジルに0―3と完敗したサッカー日本代表。
その問題点を今になってあげつらうスポーツマスコミの報道に、
「93年にJリーグができて20年。選手と同様、サッカージャーナリズムもまったく成長していないことがハッキリしました」と言うのだ。
かねて、「W杯優勝を目指す」と公言していたDF長友佑都(26)は、ブラジルに現実を突きつけられて、
「中学生とプロ。すべてレベルが違う。W杯制覇なんて言ったら腹を抱えて笑われる」と意気消沈。
強気で鳴るMF本田圭佑(27)も「目標はW杯優勝しかない」とふんぞり返っていたのはどこへやら、
「惨敗でした。日本の選手でブラジルの代表に入れる選手はいない」と力なく語った。
コンフェデ杯開幕前の会見で「我々はW杯でも主役を演じることになるはずだ」と言っていたザッケローニ監督(60)にいたっては、
「怒っているというより失望した」と選手に逆ギレする始末である。
実に情けないが、彼らの泣き言を聞くまでもなく、世界との彼我の差はハナから分かっていた。
5大会連続5度目のW杯出場を国民的快挙のように喜び、「W杯優勝」なんてアホみたいに盛り上げてきたスポーツマスコミの罪は重い。
>>2-3あたりに続きます
http://news.livedoor.com/article/detail/7780121/