【野球/MLB】松井秀喜氏の引退式典 イチローと最初で最後の「チームメート」ピンストライプ競演へ
ヤンキースは30日(日本時間31日)、同球団OBで09年ワールドシリーズMVPの
松井秀喜氏(38)の引退記念式典を、7月28日(同29日)にヤンキースタジアムで行うと発表した。
レイズ戦が開催される「7・28」は、今季のヤ軍のホームゲーム55試合目。
代名詞の背番号55にちなんだ「ゴジラの日」に1日限定のマイナー契約を結び、
ヤ軍の一員として最後の花道を飾る。
松井氏のセレモニーについて、ヤ軍のジョー・ジラルディ監督は
「素晴らしいこと。彼にふさわしい。みんながその日を楽しみにしている」と歓迎した。
09年ワールドシリーズで27度目の世界一をもたらした立役者に最高の花道が用意された。
(1)日程 7月28日は今季55試合目の本拠地試合。
背番号55にちなんだ日取りは米国でも異例だ。巨人での引退セレモニーと
国民栄誉賞授与式が行われた5月5日同様、いかにヤ軍で松井氏が愛されていたかが分かる。
(2)1日契約 活躍した球団で現役生活を終えられなかった場合、
限られた選手に認められる特権が「ワンデー・コントラクト(1日限定契約)」だ。
最近では10年3月にノマー・ガルシアパーラが、新人王と首位打者2回を獲得した
当時にプレーしていたレッドソックスと1日契約を結んだ。
■ソース
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/06/01/kiji/K20130601005917520.html ※続く
イチローと松井って仲悪いの?
>>1の続き
(3)人形 当日は先着入場者1万8000人に、ワールドシリーズMVPの
トロフィーを持った首振り人形が配られる。松井氏の最後の置き土産が09年の世界一。
その象徴が、再びファンへのプレゼントとなる。
イチロー、そして同学年の黒田が見守るセレモニー。イチローとは03、04年の
米球宴で同じア・リーグのユニホームを着てプレーしたが、
伝統球団で最初で最後の「チームメート」となる。そのセレモニーで松井氏は両親とともに
スイートルームで試合を観戦予定だが、球団は、松井氏の意向を踏まえた上で、
始球式と引退スピーチを式次第に入れる方針でいる。
まずは始球式。背番号55は現在、内野手のオーバーベイがつけているが、
松井氏は試合に出場しない限り「55」をつけることに問題はない。
4年ぶりのピンストライプ姿で親友ジーターが捕手役を務めることが有力だ。
スピーチも注目だ。世界一を遂げた際、松井氏は「僕はニューヨークが好きだし、
ヤンキース、チームメートも好きだし、このファンが大好き」と言った。この時は全編、
日本語だったが、英語をあらためて勉強中という松井氏だけに、再出発の「第一声」を、
ニューヨーカーの胸に直接響く言葉で語りかけることになりそうだ。