【野球/コラム】権藤博氏、「気持ちの制御方法は一工夫あっていい。怒りをぶちまける以外のこじゃれた表現方法もありますよ、高木さん」

　　悠々球論（権藤博）　　　どっち蹴れば怒り静まる？　壁か夢の中の審判か

昨年同じユニホームを着て戦った中日の高木守道監督の「怒り」の表現にはハラハラさせられた。
ベンチのみんながみている前で選手を叱ったり、スタンドのお客のやじに反応したり。
その気性の激しさこそ、大選手となるのに必須の要素だったわけだが、
気持ちの制御方法には一工夫あっていいかもしれない。

■罵声をどう受け流し、こらえるか

プロ野球にスタンドからの罵声はつきものだ。お金を払ってみているお客は何を言ってもいい、
というのが私の考え方だ。差別的なこと以外なら、何でも口にする権利がある。

したがってこちらとしてはどう受け流し、こらえるかが課題となる。

私も横浜(現DeNA)の監督をしていたときを含めて、やじを浴びてきた。
スタンドのすぐ目の前を通る神宮球場や、かつての広島市民球場などが危なかった。

我々が負けて引き揚げるときに、お客もまた帰路につくわけだが、残っている人がいる。
何か言いたいことがあるから残っているわけで、相当厳しい言葉が投げかけられるもの
と覚悟しなければならない。

■じっと下を向いて目を合わせない

こうしてまず腹を決める。そしていざ罵詈雑言（ばりぞうごん）が飛んできたら、
決してそちらを向いて目を合わせてはいけない。じっと下を向いて歩く。または取り囲んでくる
マスコミの記者とのやりとりで気を紛らわすこと。

いわゆる“ぶら下がり取材”の輪は、記者の方には申し訳ないが、私にとってやじから守ってくれる
格好の盾だった。

人間だから、誰だってカーっとなることがある。それをどうやって抑えるか、抑えられない怒りならば
どこでどう吐き出すかというところに、人間性が出る。長年ユニホームを着てきたなかで、
いろんな例をみてきた。

横浜の優勝に４番として貢献してくれたロバート（ボビー）・ローズ。この人は激しかった。

続きは>>2以降で

nikkei.com
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO55241520Q3A520C1000000/

>>1からの続き

■ボビーの発散の儀式

とにかくチームが勝つことが大事だといって、リードしている展開で雨が降り、試合成立が微妙なときは、
進行のためにボール球でも３回空振りしてさっさと引き揚げてくるようなナイスガイだった。
個人記録よりフォア･ザ･チームという点で、実にあっぱれだった。

そんなボビーが、一番悔しがったのは勝負がかかった場面での凡退だった。

ベンチに返ってくると、手袋とヘルメットをベンチ前にポン、ポンと放り出す。これが彼にとっては
ヘルメットをたたきつけることに該当する発散の儀式だった。

バットボーイが拾ってボビーに返す。それをまたポンポンと放り出す。

だが、これを続けるとバットボーイに八つ当たりしていることになるので、２回でやめて、
それで収まりがつかないときはベンチ裏に引っ込む。やがてドーンと音がしてくる。

壁やドアを蹴っているのだ。あるとき怖い物見たさで、トイレに行くふりをして、ベンチ裏をのぞいたことがある。

■チーム内に相次ぎ波及

それはまるでコントだった。ベニヤのドアを蹴破った脚が、その穴から抜けなくなっていたのだ。
これにはさすがにボビーも苦笑い。

施設を損壊した“罪”で、確か球場側から２万円ほどの修理代を払わされていたが、
そこまで勝利に執着する姿に、プロの神髄を見た思いがした。

ボビーに習って、当時の横浜ではベンチ裏で思い切り感情を吐き出すことがはやりだした。
石井琢朗、波留敏夫、駒田徳広、最後にはおとなしい鈴木尚典まで、似たようなことをやり出した。
このベンチ裏の激しさが、当時の強さの背景にあった。

もっとも石井らの“爆発”を見たローズは、きっぱりと物や球場施設への八つ当たりをしなくなった。
「人のふり見て我がふり直せ」で、決して格好のいいことではないと悟ったのだろう。

激しいといえば二塁への猛スライディングなど、米国式のハッスルプレーを日本に持ち込んだ与那嶺要さんも相当だった。


さらに>>3以降に続く

>>2からの続き

■寝ていても忘れぬ執念

私にとってあらゆる意味での戦い方を教えてくれた人生の師匠だ。

監督として中日を率いた与那嶺さんのもとで、私は２軍のコーチを務めていた。

あるとき、与那嶺さんがスパイクでなく、スリッパを履いて脚を引きずっていた。

「ウォーリー（与那嶺さんの英語名）、どうしたの？」

「昨日の判定が忘れられなくて、審判を蹴ったんだよ、夢のなかで」

蹴られた寝室の壁はびくともせず、生身の脚の方が傷んだというわけだったが、寝ていてまで怒りを忘れないのは
執念というほかなかった。

■洗練された表現方法も

洗練された怒りの表現もある。

敬愛する鉄腕、稲尾和久さんのエピソード。

判定に不満だった稲尾さんが、帽子をとってマウンドから降りてきた。まっすぐホームに向かう。球審が目前に迫る。

さあ、どうなる―。球場全体に緊張が走ったとき、稲尾さんはやおら腰をかがめ、
帽子でホームベースの土をさっさっと払ったのだった。

「きれいにしておくから、ちゃんと見てよ」という意味だ。

審判にとっては相当嫌みな行動なわけだが、そこはさすが稲尾さん。人格者であったから
余計な反発を買うこともなく、しゃれの効いた抗議行動と判定されたのである。

怒りをぶちまけるのは素直さの裏返しで、人によっては「かわいい」なんていうでしょうが、
こじゃれた表現方法もありますよ、高木さん。

（了）

はい

権藤権藤雨権藤雨雨権藤昌権藤

まだやりあってんのかよｗ

浅尾ぶっ壊しといて、しれっと何言ってんだか

根は相当深いなｗｗｗ

権藤はワシが育てた

＞それはまるでコントだった。ベニヤのドアを蹴破った脚が、その穴から抜けなくなっていたのだ。
これにはさすがにボビーも苦笑い。

ｗｗｗ

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　　 .|ミ.l　_　 ._ i.）
　 （＾'ﾐ/.´・ .〈・ ﾘ
　　.しi 　　r､_） | 　呼んだか
　　　 |　 `ﾆﾆ' /
　　　ﾉ　`ｰ―i´

橋下に言ってるのかと思った

井端の件は完全にやっちまったよな。
どうせならもっと暴走して井端を２軍に落として、
無理矢理若手起用するくらいのことすればよかったのに。

与那嶺を探せ

私怨のコラム書いてる暇があったら直接言えよ
仮にも去年までいたチームだろ
落合なんて今でも中日応援してんぞ

>>178
稲尾は肩痛を鉄アレイで治したそうな

人間は、多かれ少なかれ
聖人君子として振る舞うには
限界があるのだから、発散させる手段、機会、場所が
必要なんだよ

アメリカのプロテスタントの指導者層に
小児性愛（しかもホモ）が多いのは、適当に発散させずに
抑圧しすぎるからだ

まして戦場なんか、慰安所が絶対できてくるのに
偽善な表の政治はきれいごとばっかりで固めやがって
裏では拝金主義支配層が御大層な屁理屈で一般層から
理知的なツラでがっぽり搾取してる、２重構造社会だよな

>>5
もっと働け！昌

高木嫌いを隠そうともしてないな

高木さんとコーチ陣に
年齢の差がありすぎてお互い
やりにくいとこもあるんだろうが
かと言って、権藤さんがいると
ベンチが常に変な雰囲気だったし
昌が兼任監督でいいわ

オトタケ君みたいにツイッターで吊るし上げたったらええんや

>>17
ショタホモが多いのはアメリカでは少数派の方のカトリックの神父の方だろ。

プロテスタントの牧師は妻帯者も多いし、当然子作りもしている。
カトリックの神父は妻帯できないので、脱法的に少年愛に耽るケースがみられる。

権藤…家老
高木…バカ殿
なのか？

>>7
今年の田島とか武藤とか岡田の使い方見ると去年の浅尾の使い方ですら
権藤が高木を一部抑えていたんじゃないかって思うくらいだよ

モリミチはスマホの野球ゲームで中日の監督やってるぐらいでちょうどいいんだよ。

>>7
ぶっこわれる手投げフォーム
すぐには投げられない肩の怪我なのにシーズン中に昇格させて投げさせるフロント
メディア対策として顔で代表に選ぶ山本

>>16は誤爆

敵チームからするとベンチで高木監督と権藤コーチが口げんかしているのは
見ていて面白かったｗ

>>24
今年のチーム見てるとホントそう思う
しかも実は権藤でも抑えきれてなかったていう

これにはさすがにボビーも苦笑い

ローズも苦笑いｗｗｗ

ケツの穴小さいなぁ、チンコでつつかれとらんのか
タフィーも呆れとったわ

ローズは本当の神だったな

ライターか記者が書き直してはいるんだろうが
読ませる文章だなあ

どんな血気盛んな人間も７０歳も過ぎれば少しは丸くなるもんだけどなぁ。

いや、壁も蹴るなよ

年をとったら丸くなるという考えは衰えた体に対する印象からくるもので、実際には年を重ねるごとに抑えがきかなることが多いんだよ。
高木も前政権のときはこんなに頓珍漢ではなかったのにな。

見てたぞその試合
雨だし相手チームの投手もぐだぐだだしでどうなるかなと思ったら
ローズがボール球をがんがん振ってんだよ　ボビーかっこよかった
とんでもない打点をたたき出してた98年だよな

ローズは権藤をめちゃめちゃ慕ってたらしいな

ローズが消化試合かなんかで、相手の新人投手が大炎上したときわざと三振して、
江夏にコラムで男らしい偉いと褒められていたな。
あそこで打ったら新人投手を潰してしまうと。
権藤のいう試合とは別の試合かな？

>>37
気力体力がなくなり、怒ることも減るが、
代わりに生来の性格を抑える自制心も衰えて、
短気がより短気になることもままある。

病気にならなきゃ短気は収まらんよ

>>24
そうなんじゃない？
最終決定権は監督なんだろうし。

年食うと丸くなるどころか
むしろ頑固に偏屈になるイメージ

高木って躁鬱か更年期障害かどっちかでしょ。

ローズ、与那嶺、稲尾とそれぞれ面白い話だな。
老人を諭す老人という構図もちょっと面白いｗ

権藤、ローズ、与那嶺、稲尾はワシが育てた。
高木は育てとらん。

サッカーのファンはこういうファンが怒るのが「海外サッカーみたいでおしゃれ」ってことでみんなこぞってやるんだがな

低迷クラブの移動の選手のバスをサポーターが取り囲んでとかよくあるだろ

>44俺の勤め先の同僚のオッサンがそうだわ。

>>48
王さん…

>>15
直接言っていたから険悪になって一年で首になったんだろう

そら権藤から見たらリーグ優勝すらない高木は監督として格下だからなｗ

もう仲直りはできないんだな＞＜

>>45
もともと短気に加齢が合わさって最悪のタイミングで選手交代や
２軍に次々落として手駒が足りなくなる

ジョイナスの小物っぷりがひどい
こんなのがOB会長だったのか

歴代のチームと比較してもローズがいた頃の横浜ってかなり強いチームだったんじゃない。西武の黄金時代の時と張れると思うよ。

>>48
サッカーの場合は下手すりゃ数ヶ月勝ち星ナシなんて普通にあるからな
野球は最悪でも2週間に1回は勝てるだろ
ファンにとっては勝ち試合を見ることが最高のストレス発散なんだよ
野球ファンだって一ヶ月も勝ち試合見れないなんてなればバス囲みぐらいするよ

ローズは何でクビになったの？まだバリバリだったろ？
巨人移籍ちらつかせたけど、巨人に仁志いるからウチはいらんよと言われて行き場失った感じ？

>>58
球団が複数年契約を蹴った

後年のロッテのローズは黒歴史

>>59
そうなんだ。もったいない…

>>61
その後親会社替わってコックスというポンコツを3億複数年で獲得したら即怪我、1年で解雇とか…。

ああm

ジョイナスの場合は、すでに10週くらいしてまわりりが慣れてきた感じはあるｗ

表ではハイハイ高木さんにイエスマン
だが言うことを聞かずに裏ではジョイナス外しをして勝手にやりはじめてる感じだ

高木さんはかわいいじゃん
権藤はかっこつけすぎ

ここは杉下大明神にだな

　　　　 ＿＿__
　　　／＿_.）)ﾉヽ
　　 .|ミ.l　_　 ._ i.）　　
　 （＾'ﾐ/.´・ .〈・ ﾘ 　監督が選手や客を威圧してどないすんのや。
　　.しi 　　r､_） |　　
　　　 |　 `ﾆﾆ' / 　　 　
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雨雨権藤雨雨雨

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ホント仲悪いなｗ

>>65
野村いわく権藤は若いときからカッコつけやで、
よく「キザ」とかなんとか相手から野次られていたとか。

ほんとに仲が悪かったんだなｗ

>>7
ぶっ壊したのって守道だろwww

どこまで厚顔無恥なんだこいつらw

>>62
アホすぎるｗ
でもそれは基本広島パターンだよなー
複数年要求したシーツ、ラロッカ、デイビーとか残しときゃ･･･

田島の無茶苦茶な起用法とか権藤がいたら激突してでも止めただろうに

監督なる前はいまは高木さん割といいおじちゃんで解説にしてもなんにしてもけして悪い雰囲気じゃなかった。
だが監督なったらすっかり昔みたいに戻っちゃったもんな

>>76
豆柴みたく見た目の印象と性格にギャップがある

横浜と聞くと大矢を思い出してしまうが何してんのかな

お爺ちゃんまた憤慨

>>38
違う。
とんでもない打点たたきだしてたのは99年。
日本一になった次の年だ。
153点だったかな・・・

>>15
2ちゃんねらーの「直接言え」ほど説得力のない言葉は他にないと思うのだが

>>39

ローズ曰く、権藤は自分が見てきた指導者の中で一番公平だったんだと。
公平というのは年功序列で差別することなく、あくまでも選手の実力を重視して
接っするという意味で、権藤は自分でだけでなくどの選手に対しても同じように
扱っているのを見て好感を持ったそうだ。

正直、権藤さんは野村信者に粘着されてかわいそう

本人たちは認めあわないにしても、権藤さんのやり方も野村さんのやり方もどっちもありでいいと思うが。

権藤よ あんたも相当でしょ
悪口とか性格まで悪いのかよ

だって病院の待合室や市役所の窓口で「まだかよ！早くしろよ！」キレて大声で文句言っているのは老人男性に多いようにみえる。
しかも当たるのは、女性の職員やパート職員と思しき権限の無い人にばかり。

「ジジイ、みんな順番に我慢して待ってんのに、『自分だけ早くしろとか』大声張り上げるなや」と思う。
そんなシチュエーションによく出くわす。

長年の仕事勤めでの押さえ込んだ我慢の反動と変なプライドだけ残って前頭葉が衰えてきているんだろうなあ。

落合の負の遺産を建て直すのは大変でしょ

＞試合成立が微妙なときは、進行のためにボール球でも３回空振りしてさっさと引き揚げてくるようなナイスガイだった。

マジかこれ？こんな事しててあの打率とか変態過ぎるだろ

ローズ聖人すぐる

>>78
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　　/o￣｀ﾊ._.ゝ==＝┴＝く.ノ- 、　　　　　 ノ ◇　◇ (
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　 ＼___/.　ト､=⊂⊃=⊂⊃= ﾊ　 ∧　　　　`⌒/7へ‐´ 　 名将より個性の強い歴代ベイス監督っているのかお？
　／　,ｲ 　 ﾚ::::⌒（__人__）⌒l~T--‐彡　　　　/./ 　 　 　
／￣￣ｌ.　 彡､　　|r┬-|　ﾉ'l　 ｌ::::::::::彡ー7⌒つ、 　　　　
彡:::::::::::l　　ト､＿_ `ー' ／| 　l::::::::::::ミ　 {,_.ｲﾆﾉ　　　
彡ソ/ﾉﾊ 　 ト､　＼　　／ ,ｲ　 川ﾊ ヾー‐'^┴ =⊂⊃=⊂⊃=解説しているお

あまり高木監督のこと言えないと思うｗ
戦前生まれのおじいちゃん2人が派手に口喧嘩していたじゃん。