ナダ・オンタリオ州のロンドンで開かれたフィギュアスケートの世界選手権で、
合計218.31点で圧勝したキム・ヨナ(韓国)が試合後の17日、韓国メディアの取材に応じ、
試合を振り返りながらフィギュアスケートに対する独自の考えを語った。複数の韓国メディアが報じた。
キム・ヨナは、これまで数多くの大会に出場して感じることとして、
「練習した分だけ実践に表れる確率は高い。毎日毎日氷りの上に立つのは
とても辛いけど、毎日毎日練習して最善を尽くすように努力している。
反対に実践では練習だと思うようにしている」と話し、練習の大切さと
本番で緊張しない方法について明かした。
「ある程度、(自分が才能を)持って生まれたのは事実のようだ」と語るキム・ヨナ。
しかしながら、「自分の才能に気付かず努力をしない選手は多い。そして誰もその選手に
才能があると気付かないケースも多い」とし、「(才能を)持って生まれても努力をしなければ
何の意味もない」と才能は努力があってこそ開花するのだと話した。
また、自身の最高の大会には、金メダルを獲得した2010年のバンクーバー冬季五輪と
2009年のロサンゼルス世界選手権大会を挙げた。07年と08年の世界選手権で、
キム・ヨナは3位を記録していることから「世界選手権とは縁が無いのかと思った」とし、
「実は五輪よりも世界選手権で優勝したい気持ちの方が大きかった」と振り返った。
インタビューでは最後に、浅田真央との比較は止めるようメディアに求めた。
「真央とはジュニア時代から現在まで比較されてきた。
私だけでなく真央選手もいらだつと思う。周りがいつも話していると、
いくら気にしないようにしても気にしてしまう」と話した。(編集担当:新川悠)
ソース:サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0318&f=national_0318_033.shtml