【ドラマ】BPO、昼ドラ「幸せの時間」に指摘「性表現が過激すぎ」「視聴者を愚弄」…BPOのドラマへの言及は初

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 東海テレビ(名古屋市)制作の昼のドラマ「幸せの時間」の性表現が過激
だったとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送と青少年に関する
委員会」は23日までに、同局に「視聴者を愚弄したと受け止められる
危険性があると自覚してほしい」などと指摘した。

 BPOがドラマについて言及するのは初めてという。委員会は同局から
回答を求めており、2月末にも最終的な意見をまとめる。

 「幸せの時間」は昨年11〜12月、フジテレビ系で平日の午後1時台に放送。
ある家族の崩壊と再生を描く物語で、性行為の描写や、女子中学生が
父親の友人の前で制服を脱ぐ場面など、刺激的な演出が話題になった。
東海テレビによると、視聴者の苦情が相次ぎ、第8話から表現を見直した。

 BPOにも「昼間は子どもが見る可能性がある」などと批判が寄せられ、
委員会は民放連の定める放送基準に照らし合わせ、児童や青少年への
配慮に欠ける性表現があるとして、昨年末に審議を始めた。

 同局は「ドラマのテーマを伝えるために必要な表現と考えた。放送基準には
準拠している」と説明。委員会は、地上波の公共性の認識が制作現場で
共有されていないと指摘、「逸脱した表現は、地上波の表現の自由に自ら
かせをはめることになる。視聴率のためには過激な性表現の話題づくりも
必要と考えたのではないか」と懸念を示した。

 東海テレビは今回の指摘について「今の段階ではコメントできない」としている。

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20130223-OHT1T00042.htm

幸せの時間
http://tokai-tv.com/shiawasenojikan/
放送と青少年に関する委員会 BPO
http://www.bpo.gr.jp/?page_id=958