ザックの翼をFIFAが用意!異例のチャーター機準備
サッカー日本代表が出場するコンフェデレーションズ杯(6月15〜30日・ブラジル)で、
大会を主催する国際サッカー連盟(FIFA)がザック・ジャパンのために異例のチャーター機を
準備していることが19日までに分かった。日本は6月11日にW杯最終予選で
イラク(会場未定・アウェー)と対戦。コンフェデ杯初戦のブラジル戦(ブラジリア)は
同15日(日本時間同16日)で中3日となる。こうした強行軍にFIFAが特別に
中東→ブラジル間のチャーター便を準備。極めてまれな厚遇でコンフェデ杯に挑む。
強行日程に悩むザック・ジャパンに救済プランが持ち上がった。協会幹部は
「FIFAがチャーター機を用意してくれるという話が出ている。決まれば非常にありがたいですね」
と明かした。FIFAが特定の国へチャーター機を用意したことは
「聞いたことがない」(協会関係者)という異例の待遇だ。
コンフェデ杯は開幕の4日前(11日)までに開催地に入らなければいけない規定があるが、
日本は同日にイラク戦があるため不可能。W杯予選を主催するアジア・サッカー連盟(AFC)と
FIFAの日程調整が不調に終わった被害者になってしまった。イラク戦はカタールのドーハで
行われることが濃厚。消化試合になる可能性が高いが、日本協会はコンフェデ杯と同じ
ベストメンバーで臨む方針だ。
イラク戦後に定期便を使った場合、サンパウロで約2〜3時間半の乗り継ぎが必要で
到着は最短で12日夜。約20時間の長距離フライトの末、中2日でブラジル戦に
臨まなくてはならない。アルベルト・ザッケローニ監督(59)もこれまでに
「もう少し後の試合にしてほしかった」とボヤくほど。チャーター便ならばイラク戦直後に
中東を出発。約16時間のフライトを経て、12日早朝にブラジリア入りが可能で
現地入り後、すぐに練習もでき調整に大きなプラスになる。
スポーツ報知 2013年02月20日08時05分
http://news.livedoor.com/article/detail/7426558/