【テレビ】「徳川光圀をNHK大河ドラマに」、水戸商工会議所が来月にも署名活動

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1れいおφ ★
水戸黄門こと徳川光圀(みつくに)の生涯を描いた作家、冲方丁(うぶかたとう)さんの著書
「光圀伝」を、NHKの大河ドラマにしようと関係者が動き出したことが6日、分かった。

県内経済界を中心に、市民に大河ドラマ化を求める機運が高まり、早ければ来月にも署名活動を開始する。
今後は実行委員会などの組織も立ち上げる予定で、注目度の高い大河ドラマ化の実現に向けた活動
を盛り上げていく考えだ。

光圀伝は、史実に沿った時代小説。
水戸のご老公一行が全国を漫遊し、各地で悪代官を成敗して一件落着−といった世間に定着した光圀像
ではなく、血気盛んな少年時代を経て、武芸や文学に精通した藩主として活躍した光圀の実像が描写されている。

光圀を扱ったテレビドラマ「水戸黄門」(TBS系)は多くの人に長年親しまれてきたが、一昨年に放映が終了。
市民団体が放映存続に向けて署名を行ってきたが、実現には至っていない。

そんな中、光圀伝が注目を浴び、水戸市にもドラマ化を求める声が寄せられたという。
そこで、「地域活性化の新たなきっかけに」と水戸商工会議所などを中心に、大河ドラマ化に向けた計画に乗り出した。

商工会議所では、3月10日の「みとの日」に冲方さんを招いて「黄門料理まつり」を開催する予定で、
準備が整えば会場で署名活動を実施する。
また、今後は水戸市などに協力を求めながら実行委員会を設立し、本格的な活動を展開していく方針だ。

水戸商工会議所の和田祐之介会頭は「水戸が有名になったのも黄門さまのおかげ。署名がどれだけ集まるか
分からないが、水戸の良さをPRするチャンス。3月10日を皮切りに進めていきたい」と大河ドラマ化に意欲を示す。

 高橋靖水戸市長は、産経新聞の取材に対し、「(ドラマ化を)反対する人はいない」と歓迎し、
「商工会などを中心に盛り上げてもらいたい。他の自治体に呼びかけるなど、後方支援は惜しまない」と
実現に向けて協力していく考えを示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130207-00000053-san-l08