県東部の県立高校野球部の監督が昨年、部員に対して暴力行為をしたという匿名の通報が県教委などにあったことが1日分かった。県教委は、当該校に対し、早急に事実関係を調査するよう要請した。
石黒雄一・県教委教職員課長によると、31日午後、
この監督が「昨年の春季大会(4月開幕)前、2年生部員の腹を蹴った」「秋にも2年生部員をペットボトルで殴った」などと印刷されたA4用紙1枚がファクスで県教委と当該校などに送付されたという。
この通報を受け県教委では当該校の野球部に関係する教員や部員全員に、事実関係と寄せられた情報以外にも体罰などがなかったかどうかを調査するよう要請。事実が確認されれば、再発防止策や処分などを検討するという。
県教委では大阪市立桜宮高の体罰事件を受けて、県内の公立学校に対して体罰などの実態調査を近日中に実施することにしていた。
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