日本バスケットボール協会は23日に東京都内で理事会を開き、大阪市立桜宮高バスケットボール部
の男子生徒が顧問の男性教諭から体罰を受けた後に自殺した問題で、顧問の公認コーチ資格
取り消しを含めた処分を検討する方針を固めた。
再発防止策については、出席した理事から「体罰は絶対に許さないという覚悟を示さない
といけない。試合中に体罰があった場合は没収試合にするとか、踏み込んだことをやるべきだ」
と具体的な意見も出た。
各都道府県協会には暴力など不適切な指導を行うことがないよう文書を出す。
深津泰彦会長代行は理事会の冒頭で「大変悲しい事件があった。ご遺族に心からお悔やみ
申し上げる。日本協会としては痛恨の極み。(再発防止へ)協会全体が心してかかって
いかなければならない」と述べた。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/01/23/kiji/K20130123005044990.html