ドイツ・ブンデスリーガ1部、ハノーバー96(Hannover 96)のミルコ・スロムカ(Mirko Slomka)監督が、
新戦力のブラジル人MFフランサ(Welington Wildy Muniz dos Santos "Franca")の身長が情報よりも
9センチ低く、驚いたことを明かした。
身長187センチのスロムカ監督は、フランサが身長190センチ、体重88キロだと聞いていたが、
ドイツ入りした同選手と面会した際、自分の身長の方が高いことに気付いた。その後、身体測定が
行われて実際の身長が判明した。
独紙ビルト(Bilt)に対してスロムカ監督は、「なんて言ったら良いのだろう? 驚いたよ。
体格が獲得の決め手だったというのに」とコメントしている。
今回の誤認は、スポーツディレクターを務めるヨルグ・シュマッケ(Jorg schmadtke)氏が原因だと
見られている。フランサ獲得を発表した際にシュマッケ氏は、「身長190センチ、体重88キロという
体格で、大きな情熱を持って試合に臨む選手だ」と紹介していた。
本名が「ウェリントン・ウィルドリー・ムニ・ドス・サントス」のフランサは、ブラジルのクリシウマEC
(Criciuma Esporte Clube)から移籍金130万ユーロ(約1億5000万円)で加入したばかりで、
リーグ戦にはまだ出場していない。
18日の試合でシャルケ04(Schalke 04)に5-4で敗れ、現在リーグ11位につけるハノーバーは、
冬の移籍市場で獲得した新戦力で運に見放されている。
先日ポーランドのポローニア・ワルシャワ(Polonia Warsaw)から同国代表MFのパヴェウ・ショウェク
(Pawel Wsozolek)を獲得したものの、20歳のショウェクが移籍を拒否したため、ハノーバーは
この件を弁護士に委ねている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000048-jij_afp-spo