WBCブラジル代表に選出されたヤクルトのユウイチ外野手(32)が20日、
1次ラウンド初戦(3月2日、ヤフーD)の日本戦へ向けた“秘密兵器”の存在を明かし、
番狂わせに自信をのぞかせた。
17日に発表されたWBCの暫定登録メンバーに順当に名を連ねたユウイチが、
意外な事実を口にした。
「新しいピッチャーが1人、入ったんですよ。名前はよく分からないけど、まだ16歳なのに、
左で背がでっかくて、とにかく真っすぐが速いらしいです」
ベールに包まれた新戦力の名前は、ルイス・ゴハラ。
14歳で野球を始めると、わずか1年で150キロをマークしたという逸話の持ち主で、
昨年8月にマリナーズと6年契約を結んだ超有望株だ。
詳細は不明だが、195センチの長身から最速95マイル(約153キロ)の直球と、
切れ味鋭いスライダーを投げ込む、らしい。
昨年11月に行われたWBC最終予選(対パナマ)には招集されなかったが、
「契約したばかりだったから球団からストップがかかったみたい」。主
将を務めるユウイチですら、見たことがないという“隠し玉”の登場に
「日本やキューバには、左バッターが多いからね」と不敵な笑みを浮かべた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20130120-OHT1T00210.htm